『農業技術大系』作物編 第2-2巻 技+522の28の36~技+522の28の45(ページ数:10)
イネ=基本技術(2)>基本技術編>各種の技術体系>独特な雑草防除体系
雑草よりイネが優占する田んぼの「状態」をつくる
開始ページ: 技+522の28の36
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執筆者: 三木孝昭
執筆者所属: (公財)自然農法国際研究開発センター
備 考: 執筆年 2024年
記事ID: s462207z
見出し
1.田植え時の理想的な圃場の状態・・・〔1〕
(1)作土に未熟有機物が少ない状態・・・〔2〕
(2)土壌の二層構造と適切な日減水深
(3)大きな健苗の育成と適切な時期と密度での栽植・・・〔3〕
(4)田植え後の有機質肥料田面施用
2.イナワラ分解の重要性と秋処理
(1)イナワラの分解を進める条件・・・〔4〕
1)積算温度
2)土壌水分
(2)秋処理の注意点
3.二層構造をつくる代かき
(1)複数回代かきで物理的なトロトロ層を形成する
(2)複数回代かきのメリット・・・〔5〕
(3)深水浅代かきの注意点・・・〔6〕
4.大きな健苗を適期に適切な密度で植える
(1)活着力の高い大きな健苗を育てる
(2)暖かい時期に育成した大苗の効果
(3)暖かい時期に植える効果・・・〔7〕
(4)栽植密度の調整による効果
5.田植え後の有機質肥料田面施用・・・〔8〕
(1)田植え後の田面施用の効果
(2)田植え後の田面施用の注意点・・・〔10〕
6.「雑草が生えない田んぼ」に向けて
キャプション
第1図 イナワラの分解率の違いで雑草との競合は変わる
第2図 田植え時の理想的な田んぼの状態
第3図 期間別のイナワラ分解率
第4図 出穂期のイネと雑草の乾物重
第1表 イナワラの分解率がコナギ発芽率と水稲苗根長に与える影響
第5図 積算温度が増すほどイナワラは減量,褐色~黒色に変化
第6図 秋耕うん後,排水をよくすることでイナワラの分解が進む(秋耕うん後に埋設し5月上旬に取り出したイナワラ)(2013年)
第7図 植代かき時の水深の違いと土層の仕上がり
第8図 植代かき時の水深,油粕施用とコナギの発生の関係
表2表 代かきの違いと,田植え後の雑草発生本数(単位:本/m2)
第9図 有機質肥料の施肥時期と田植え後のチッソの無機化
第3表 播種日と育苗期間による苗質の違い
第10図 田植え時期と苗育成期間,施肥位置(田面またはすき込み)での生育の違い
第11図 田植えから幼穂形成期までの茎数の推移
第12図 耕うん時期と栽植密度による水稲収量
第13図 有機質肥料を田面に施用した水田土壌における有機酸の経時変化
第14図 有機質肥料を田面に施用した水田土壌におけるアンモニア態窒素の経時変化
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