見出し

　1．直播栽培のねらい　・・・〔1〕
　　(1)　サツマイモ生産の現状
　　(2)　栽培における作業時間と省力化の課題
　　(3)　直播栽培の利点　・・・〔2〕
　2．直播栽培の概要
　　(1)　直播栽培の歴史
　　(2)　直播栽培での塊根の種類　・・・〔3〕
　　　(1)親いも
　　　(2)親根いも，つる根いも
　　(3)　直播栽培の栽培学的研究
　　(4)　直播栽培に適する品種の育成　・・・〔4〕
　　　(1)ムラサキマサリ　・・・〔5〕
　　　(2)タマアカネ
　　　(3)スズコガネ
　3．直播栽培における留意点　・・・〔6〕
　　(1)　種いもの準備
　　　(1)種いもの確保―40～80g程度の種いもを前年に圃場で確保，黒あざ病罹病いもに注意
　　　(2)植付け前処理―25℃加温の催芽処理を行なう，種いも切断処理は不可　・・・〔7〕
　　(2)　圃場準備
　　　(1)栽培土壌，施肥―堆肥1t，基肥50kg/10a
　　　(2)マルチの種類―ビニールマルチ，黒色ビニールマルチの使い分け
　　(3)　植付け
　　　(1)植付け時期―3月中旬～4月上旬（南九州）
　　　(2)栽植密度―2,800個/10aが目安　・・・〔8〕
　　　(3)植付け深さ―深度は5cm程度
　　　(4)植付け時の除草剤散布―植穴の除草対策
　　(4)　圃場管理ならびに収穫―親いもの混入に注意，収穫後の残渣処理　・・・〔9〕
　　(5)　直播栽培での年間作業
　4．豊富な研究蓄積を直播栽培の振興へ

キャプション

第1図　南九州（鹿児島県，宮崎県）におけるサツマイモの用途割合（単位：％）
第2図　サツマイモ生産における作業別労働時間の割合（単位：％）
第3図　慣行栽培（挿苗）と直播栽培の植付け
第4図　直播栽培したサツマイモの塊根
第5図　サツマイモ品種群の直播栽培適性
第6図　容器収納いも付き苗
第7図　直播栽培に適したサツマイモ品種
第8図　直播栽培での使用に適する種いもの大きさ
第9図　サツマイモ黒あざ病の病徴
第10図　透明ビニールマルチと黒色ビニールマルチでの栽培
第11図　野菜苗移植機を改良した直播栽培用の種いも植付け機
第12図　直播栽培での年間の作業イメージ