『農業技術大系』果樹編 第8巻 温暖化+26の2~温暖化+26の10(ページ数:9)

共通技術>温暖化の影響と対策>地球温暖化が果樹栽培に与える影響と対策

温州ミカンの浮皮対策

開始ページ: 温暖化+26の2

執筆者: 生駒吉識(執筆)佐藤景子(改訂)

執筆者所属: (独)農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所農研機構果樹茶業研究部門

備 考: 執筆年 2023年

記事ID: k388002z

見出し

  (1)浮皮発生の実態・・・〔1〕
  (2)生育時期別の気温上昇が浮皮と着色に及ぼす影響
   1)果実肥大生長期~成熟期の気温上昇
   2)開花期から生理落果期までと成熟期の気温上昇
  (3)浮皮対策技術の概要・・・〔2〕
  (4)早生・中生温州ミカンへの利用拡大・・・〔3〕
  (5)GAとPDJの混合液の散布濃度と散布時期が浮皮と着色に及ぼす影響・・・〔4〕
   1)散布濃度の影響
   2)散布時期の影響
  (6)混合液の目的別使用方法・・・〔5〕
   1)浮皮を軽減して慣行の時期に収穫する
   2)浮皮を強く抑制して収穫時期を計画的におそくする・・・〔6〕
   3)浮皮を強く抑制して貯蔵する
   4)愛媛県における中生温州ミカン南柑20号での利用・・・〔7〕
   5)極早生温州ミカンでの利用
  (7)果実品質への影響・・・〔8〕
  (8)薬剤の購入コスト
  (9)注意点と導入方法

キャプション

第1表 温州ミカンへの温暖化影響発生状況
第1図 8~11月における2℃もしくは4℃の温度上昇が温州ミカンの浮皮と着色に及ぼす影響
第2図 開花期~生理落果期および成熟期における2℃もしくは4℃の温度上昇が温州ミカンの浮皮に及ぼす影響
第2表 温州ミカンにおいて登録されている浮皮軽減に有効な農薬(2023年2月16日時点)
第3図 GA濃度およびPDJ濃度の影響
第4図 GAとPDJの混合散布時期の影響
第3表 GAとPDJの混合散布の使用目的と散布方法の概要
第4表 浮皮を軽減して慣行の時期に収穫するための散布条件
第5図 浮皮を軽減して慣行の時期に収穫するための散布条件の研究結果事例
第5表 浮皮を強く抑制して収穫時期を計画的におそくするための散布条件
第6図 浮皮を強く抑制して収穫時期を計画的におそくするための散布条件における研究結果事例
第7図 貯蔵用温州ミカンにおける散布条件と収穫・出荷方法
第6表 GAとPDJの混合散布が果汁の糖度と酸度に及ぼす影響
第8図 浮皮軽減に有効な薬剤の購入費用の試算

トップへ戻る