『農業技術大系』果樹編 第8巻 温暖化+31~温暖化+36(ページ数:6)

共通技術>温暖化の影響と対策>地球温暖化が果樹栽培に与える影響と対策

ナシの休眠・開花への影響

開始ページ: 温暖化+31

執筆者: 本條均

執筆者所属: 宇都宮大学

備 考: 執筆年 2009年

記事ID: k248004z

見出し

  (1) 気候温暖化による落葉果樹栽培への影響 ・・・〔1〕
  (2) 温暖化を想定した気温上昇による影響予測
   (1)低温遭遇時間の到達日の遅延
   (2)ニホンナシ幸水における自発休眠覚醒時期の遅延 ・・・〔2〕
   (3)ニホンナシ幸水における開花時期の変動
  (3) 温暖化の影響はわが国で発現しているか? ・・・〔3〕
   (1)温暖化の影響調査と植物季節現象の重要性
   (2)ニホンナシ開花日の年次変動の解析
  (4) 今後の気候温暖化に備えて
   (1)温暖限界地の現状は?
   (2)温暖化対応の休眠・開花の制御技術の開発 ・・・〔4〕

キャプション

第1図 ニホンナシ(品種:幸水)の施設栽培における発芽と開花の不良障害(2005年3月,熊本県)
第1表 宇都宮の平年気温(最高・最低)の日別値から気温を+1~+6℃上昇させた場合の7.2℃以下低温持続時間が800時間あるいは900時間に到達する日の変化
第2図 ニホンナシ(品種:幸水)の自発休眠覚醒時期に及ぼす気温上昇の影響
第3図 ニホンナシ(品種:幸水)の満開日に及ぼす気温上昇の影響
第4図 宇都宮におけるサクラ(品種:ソメイヨシノ)とニホンナシ(品種:幸水)満開日の推移
第5図 ニホンナシ(品種:二十世紀)に発生した花芽異常の症状
第6図 ニホンナシ(品種:二十世紀)で花芽異常が発生した樹の果実
第7図 ニホンナシ(品種:幸水)の開花に及ぼす高温処理の影響(2005年12月21日処理,処理温度32~33℃)
第8図 高温処理によって開花・結実した幸水樹(2006年1月26日)
第9図 高温処理によって開花・結実した幸水樹(2006年4月末)
第10図 ニホンナシの花芽接ぎ(台中にて,1993年3月)
第11図 ニホンナシの花芽接ぎを行なった園の状況(台中にて,1993年3月)

トップへ戻る