『農業技術大系』土壌施肥編 第5-1巻 畑+172の150~畑+172の154(ページ数:5)

畑の土壌管理>土壌管理の実際>緑肥作物の利用

緑肥を活用したサツマイモの高品質生産技術

開始ページ: 畑+172の150

執筆者: 菅谷俊之

執筆者所属: 茨城県県西農林事務所結城地域農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2024年

記事ID: d365108z

見出し

  (1)茨城県におけるサツマイモ栽培・・・〔1〕
  (2)サツマイモのA品率低下要因
   1)A品率低下の一因に土壌全炭素含量と可給態チッソの減少
   2)連作によって可給態チッソが低下
  (3)緑肥作物の利用方法・・・〔2〕
   1)すき込むことで地力維持効果がある緑肥
   2)夏緑肥はサツマイモを1年休む
   3)秋冬緑肥は早掘りサツマイモ収穫後に播く
  (4)緑肥作物の効果・・・〔3〕
   1)生育が旺盛で有機物生産量が多いのはソルガム
   2)ソルガム区で可給態チッソもA品収量も大幅増
  (5)サツマイモネコブセンチュウに対する防除効果・・・〔4〕
   1)センチュウが緑肥の根に侵入しても発育できない
   2)夏緑肥でセンチュウ被害低減,収量増
  (6)連作圃場,有機物含量の少ない圃場などに・・・〔5〕

キャプション

第1図 サツマイモ掘取り調査状況(品種:ベニアズマ)
第1表 A品率と各土壌化学性成分の相関関係(2015~2017年の3か年のデータ)
第2図 全炭素含量とA品率の関係
第3図 サツマイモ連作による可給態チッソの変化
第4図 緑肥を導入したサツマイモの栽培体系
第5図 ソルガム
第6図 クロタラリア
第7図 エンバク
第8図 緑肥すき込みによるサツマイモの収量・品質および可給態チッソへの効果
第2表 緑肥栽培によるサツマイモのネコブセンチュウ被害低減効果

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