『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 三重・青木+1~三重・青木+19(ページ数:19)
〈粘土質の沖積土壌〉冬作スナップエンドウ,春作スイートコーンほか,少量・多品目輪作 ○課題:河川氾濫時の複雑な土質の上での持続的安定生産 ○栽培:不耕起・半不耕起のパターン組合わせによる少量・多品目栽培 ○施肥:その作ですべて吸収できるだけの施肥設計 ○有機物:スイートコーン残渣のすき込みによる土中堆肥化 ○その他:徹底的にむだを省いた低コスト・高品質生産 三重県松阪市 青木恒男(63歳)
開始ページ: 三重・青木+1
備 考: 執筆年 2019年
記事ID: d308021z
見出し
〈地域の概況〉 ・・・〔1〕
〈施肥と土つくりの課題〉 ・・・〔2〕
1.私の圃場に刻まれた歴史
2.「耕さないこと」に至るまでの苦悩 ・・・〔3〕
3.不耕起・半不耕起+輪作+基肥ゼロによる「後補充生産」 ・・・〔4〕
〈施肥・土つくりの考え方と実際〉
1.「施肥」と「土つくり」を分けて考える
2.まずは圃場の現状を土壌分析で的確につかむ
3.作物の特性を知って基肥ゼロ+単肥による追肥 ・・・〔5〕
4.「裏の畑」的小間物多品目体系 ・・・〔7〕
〈実際の栽培における手法〉 ・・・〔8〕
1.不耕起・半不耕起の輪作パターン
(1)不耕起パターンの例
(2)半不耕起パターン ・・・〔9〕
2.完全不耕起うね圃場での連続栽培体系 ・・・〔10〕
(1)不耕起うね連続栽培の例 ・・・〔11〕
(2)不耕起うねの低コスト酸性改良法 ・・・〔12〕
(3)不耕起連続栽培が活かすブロッコリー2条2本植え・二期作栽培
3.密植・混植・連続栽培での病害虫防除 ・・・〔13〕
4.輪作の要としてのトウモロコシ栽培 ・・・〔14〕
(1)トウモロコシが不耕起体系をつなぐ
(2)私のトウモロコシ栽培と残渣による土中肥料づくり
根巻き防止トレイによる育苗
定植
追肥 ・・・〔15〕
残渣の乾燥とすき込み
砕土・うね立て
5.トウモロコシ栽培による土壌改良効果 ・・・〔17〕
〈今後の課題〉 ・・・〔18〕
キャプション
第1図 JA松阪管内の農業生産額の推移
第2図 ハウスおよび露地畑の圃場(40a)の土壌の歴史
第1表 10年以上にわたる夏野菜とストックの連作で「連作障害」に見えたころの土壌分析データ
第2表 ECとpHから推定される土壌状態と対策の指標
第3図 作物ごとの施肥パターン
第3表 ストック作肥料費内訳と比較
第4図 耕起方法と次作への切替えパターン
第5図 Aタイプ―冬ストック→夏シシトウのハウス内の変化
第6図 Bタイプ―水稲育苗ハウスの後作トマト
第7図 Cタイプ―半不耕起うねの基本形
第8図 Dタイプ―トウモロコシ栽培後の処理
第9図 トウモロコシ栽培後のストックの12月のようす
第10図 不耕起ハウスでの休みなし連続栽培体系
第11図 不耕起連続栽培中の冬のハウス内
第12図 不耕起うねの酸性改良法「石灰層状施肥」
第13図 石灰層状施用したうねでの作物の生育
第14図 ブロッコリーの2条2本植え栽培とハウス二期作
第15図 ストック菌核病発生のプロセス
第16図 トウモロコシは不耕起と半不耕起をつなぐ要
第17図 不耕起体系をつなぎ土つくりを支える私のトウモロコシ栽培
第18図 トウモロコシによるpHの改善効果
第4表 輪作初期と野菜連作(A地点),トウモロコシ(B地点)での土壌化学性の変化
第5表 切り花ストック生産経費の比較(2005年度実績/10a)
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