『農業技術大系』土壌施肥編 第6-1巻 技術+124の30~技術+124の37(ページ数:8)

作物別施肥技術>野菜の施肥技術>施設栽培の施肥技術

培地冷却法と肥効調節型肥料による高設イチゴの中休み軽減技術

開始ページ: 技術+124の30

執筆者: 山崎敬亮

執筆者所属: (独)農業・食品産業技術総合研究機構近畿中国四国農業研究センター

備 考: 執筆年 2012年

記事ID: d236101z

見出し

  (1) 技術開発の背景とねらい ・・・〔1〕
   (1)イチゴ高設栽培の導入経緯と現状
   (2)気候の温暖化が促成イチゴに及ぼす影響
   (3)高設栽培は温暖化の影響を受けやすい
   (4)技術開発のねらい ・・・〔2〕
  (2) 気化熱を利用した培地冷却法
   (1)気化熱の利用
   (2)培地冷却機構の概要
   (3)培地冷却機構の性能 ・・・〔3〕
   (4)連続出蕾性の向上
  (3) 連続出蕾性と収量性を両立させる施肥法 ・・・〔4〕
   (1)体内窒素濃度と生育の関係を利用した施肥設計
   (2)肥効調節型肥料を利用した省力的な全量基肥施肥法
   (3)混合に適した肥料銘柄 ・・・〔5〕
  (4) 新しい施肥法と培地冷却法の併用効果
  (5) 留意点と導入コスト ・・・〔6〕
   (1)地域に合わせた条件の設定
   (2)栽培装置が長い場合の対策 ・・・〔7〕
   (3)適応可能な高設栽培方式とコスト
   (4)肥料代の低減

キャプション

第1図 早期出荷作型の促成栽培における収量パターンと2010年産イチゴ単価(東京市場)の推移
第2図 培地冷却機構を備えた高設栽培装置の概要(断面図)
第3図 透湿防水シートの機能性を活かす施工方法の工夫と実際の活用方法
第4図 高温期(残暑期)の培地冷却法による冷却効果(2007年9月)
第5図 培地冷却が第2花房の出蕾株率の推移に及ぼす影響
第6図 「リニア型」と「シグモイド型」緩効性被覆肥料の溶出パターンの特性
第7図 開発した施肥法と従来の施肥法で栽培したイチゴの葉柄汁液中の硝酸イオン濃度(体内窒素濃度)の推移
第1表 開発した施肥法と従来の施肥法で栽培したイチゴの各花房の出蕾日(2009年)
第8図 開発した施肥法と従来の施肥法で栽培したイチゴの第2花房の生育の違い
第9図 開発した施肥法と従来の施肥法で栽培したイチゴの第1および第2花房の収量パターン

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