『農業技術大系』畜産編 第3巻 基+154の10~基+154の31(ページ数:22)
黒毛和種の育種改良と選抜方法
開始ページ: 基+154の10
執筆者: 向井文雄
執筆者所属: (社)全国和牛登録協会
備 考: 執筆年 2012年
記事ID: c313001z
見出し
1.育種改良の歩み ・・・〔1〕
2.形質の成り立ちと遺伝的改良 ・・・〔2〕
3.遺伝的改良量にかかわる要因
4.種雄牛の造成方式 ・・・〔4〕
(1) 能力検定と後代検定
(2) 受検頭数・登録頭数・検定成績の推移 ・・・〔5〕
(3) 遺伝的能力の正確な予測の必要性 ・・・〔6〕
5.アニマルモデルBLUP法による枝肉形質の遺伝的評価 ・・・〔8〕
(1) アニマルモデルBLUP法
(2) 算出方法と評価対象となる形質
(3) 主要枝肉形質の遺伝率と遺伝相関推定値 ・・・〔9〕
6.種牛の育種価判明状況と成果 ・・・〔10〕
7.和牛育種集団の構築と計画交配への育種価評価値の活用 ・・・〔13〕
(1) 遺伝的能力による育種集団の機能的構築
(2) 育種価を用いた後代の能力予測 ・・・〔14〕
8.DNA多型を用いた選抜の可能性 ・・・〔15〕
9.ゲノミック選抜(ゲノムワイド選抜,ゲノミック評価) ・・・〔17〕
10.総合的な能力の改良 ・・・〔18〕
(1) 改良目標の多様化と生産情報の蓄積
(2) 間接選抜と遺伝相関 ・・・〔19〕
(3) 多段階選抜での留意点 ・・・〔20〕
キャプション
第1図 形質の分布と切断型の個体選抜による遺伝的改良量の模式図
第1表 選抜率と選抜地点,選抜強度の関係
第2図 遺伝的改良量の予測式
第3図 黒毛和種種雄牛の造成過程(数値は全国における集計値)
第4図 直接検定,間接検定および現場後代検定受検頭数と種雄牛登録頭数の推移
第5図 和牛種雄牛産肉能力検定成績の推移
キーワード:直検DG\脂肪交雑\間検DG
第6図 選抜指標(推定ならびに期待育種価)と真の育種価との関係
第7図 数学モデルと混合模型方程式(BLUP方程式)
第2表 主要地域における枝肉形質の平均(黒毛和種去勢牛)と遺伝率推定値
第3表 主要枝肉形質間の遺伝率および遺伝・表型相関
キーワード:枝肉重量\ロース芯面積\ばらの厚さ\皮下脂肪厚\推定歩留り\脂肪交雑基準値
第8図 地域における繁殖雌牛の枝肉形質の推定育種価判明率
第9図 繁殖雌牛集団の年齢構成と加齢による減少割合
第10図 全国和牛登録協会の発行する黒毛和種子牛登記証明書と本原登録証明書
第11図 繁殖雌牛の枝肉形質の遺伝的趨勢の比較
第12図 遺伝的能力による集団の機能的再編
第4表 計画交配による後代の期待育種価,正確度および育種価の信頼区間
第13図 種雄牛および後代の育種価の分布
第14図 DNA(核酸)の2重螺旋構造(塩基対とSNP)
第15図 SNPの伝達様式とSNP型
第16図 米国での乳牛における泌乳能力へのゲノミック選抜の適応の模式図
第17図 ゲノミック育種価推定のための分析モデル
第18図 かん幅を用いた選抜によりロース芯面積と期待される間接選抜反応と間接検定から期待される遺伝的改良の比較
第19図 2段階にわたる選抜が,選ばれる個体にどのような影響を与えるか
©1996-2013 Rural Culture Association Japan. All Rights Reserved.