『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+479~技+492(ページ数:14)

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口蹄疫とその対応-とくに生産現場で知っておくべきこと

開始ページ: 技+479

執筆者: 坂本研一

執筆者所属: (独)農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究所

備 考: 執筆年 2011年

記事ID: c302103z

見出し

 1.口蹄疫発生の概要 ・・・〔1〕
  (1) 症状と世界での発生
  (2) 日本での発生 ・・・〔2〕
  (3) 大切な日常的警戒と対策 ・・・〔3〕
 2.農家での口蹄疫の症状とその観察のポイント
  (1) 潜伏期
  (2) 症状
   (1)一般的な症状
   (2)症状の多様性
   (3)典型的な症状を示す豚 ・・・〔4〕
  (3) 観察と蔓延を防ぐポイント
 3.口蹄疫の発生と拡大防止のために
  (1) 農場,農家の対策
  (2) 発生地域での対策 ・・・〔5〕
  (3) 感受性動物の移動制限と処分 ・・・〔6〕
  (4) イベントなどの制限
  (5) 発生国からウイルスを持ち込まない
 4.口蹄疫ワクチンの使用について ・・・〔7〕
  (1) 国の責任で管理,備蓄,使用
  (2) ワクチン使用の判断
   (1)1番目の防圧は摘発淘汰
   (2)ワクチン利用の判断
   (3)国内で初めて利用(2010年宮崎県)
 5.口蹄疫ウイルスの特徴
  (1) 口蹄疫ウイルスとは
  (2) 口蹄疫ウイルスの仲間 ・・・〔8〕
  (3) 温度とpHへの感受性
  (4) ワクチン接種動物と感染動物の識別
 6.世界での発生状況と感染経路 ・・・〔9〕
  (1) 東アジア
  (2) 東南アジア
   (1)3タイプのウイルスがある
   (2)Asia1タイプの広がり
   (3)A,Oタイプの広がり ・・・〔10〕
  (3) 南米
  (4) イギリス
  (5) 口蹄疫の感染経路
 7.2010年宮崎県で発生した日本の口蹄疫
  (1) 発生の経過
  (2) 今後への教訓 ・・・〔11〕
 8.2010年に発生した韓国の口蹄疫(2011年2月現在)
  (1) 発生の経過
  (2) 感染拡大の原因
 9.口蹄疫の歴史 ・・・〔12〕
  (1) 400年以上前から発生
  (2) 口蹄疫ウイルスの発見とワクチンの開発
 10.動物衛生研究所(旧称:家畜衛生試験場)での口蹄疫研究
  (1) 研究のスタート
  (2) 2000年の国内発生以降の進展 ・・・〔13〕
 11.口蹄疫の診断と予防・治療
  (1) 口蹄疫の診断
   (1)病原学的診断法
   (2)血清診断的診断法
  (2) 予防および治療法
 12.口蹄疫を防ぐために-「備えあれば憂いなし」 ・・・〔14〕

キャプション

第1図 口蹄疫の発生状況(2011年1月12日現在)
第1表 口蹄疫による経済的被害
第2表 牛と豚における口蹄疫の特徴的な症状
第2図 口蹄疫の症状
第3表 2001年イギリス国内における口蹄疫の拡がりの原因
第3図 電子顕微鏡で見た口蹄疫ウイルス粒子
第4表 口蹄疫ウイルスを90%不活化する温度と時間,pHと時間
第5表 宮崎県での発生件数と殺処分頭数

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