『農業技術大系』畜産編 第2-1巻 技+288の2~技+288の6(ページ数:5)
破砕処理トウモロコシサイレージの泌乳牛への多給による購入穀類の低減
開始ページ: 技+288の2
執筆者: 齋藤浩和
執筆者所属: 岩手県農業研究センター畜産研究所
備 考: 執筆年 2009年
記事ID: c282104z
見出し
1.破砕処理の利点 ・・・〔1〕
(1) 採食性と栄養価の向上
(1)消化性と採食性
(2)デンプン・NDFの消化と栄養価 ・・・〔3〕
(2) 収穫適期の延長(完熟前期)
(3) 反芻を促す物理的有効繊維の確保
2.乳量・乳成分と購入穀類の節約効果 ・・・〔4〕
3.多給する場合の留意点
(1)カビ・不良発酵サイレージの多給は厳禁 ・・・〔5〕
(2)切断長の推奨は19mm
(3)併給するデンプン源の発酵速度
(4)その他の留意事項
4.今後の課題
(1)完熟前期の破砕処理トウモロコシサイレージの消化性の確認と多給技術
(2)CP源の確保と併給CP源
(3)飼料用トウモロコシ作付け面積の確保と栽培体系の効率化
(4)破砕処理機以外による破砕効果
キャプション
第1図 破砕トウモロコシサイレージの子実(上),茎葉および心(下)
第2図 破砕処理と糞中の未消化子実
第3図 TMRとしての給餌後の残飼
第4図 給餌および残飼TMR乾物中のNDF,NFC含量
第5図 破砕処理条件の違いによるデンプン・NDF消化率,TDN含量と,ルーメン内および総消化管でのデンプン消化率
第6図 破砕処理条件の違いによる乳脂肪分率の安定性
第1表 TMRの構成
キーワード:グラスサイレージ\コーンサイレージ\大豆かす\配合飼料
第2表 乾物摂取量と飼料成分
第3表 乳量,乳成分への影響
第4表 破砕処理トウモロコシサイレージを使用したTMRの粒度割合
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