『現代農業』2023年1月号 58ページ~65ページ(ページ数:8)

特集:ムダ耕やめた! 時代は浅耕・不耕起へ

タイトル

耕さない

不耕起なんてホントにできるの? 気になる作業 Q&A

執筆者・取材対象: 編集部小松崎将一森本かおり

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見出し

●Q 不耕起って、タネ播きや植え付けが大変じゃない?◎A 穀物では機械利用も進んでいる。野菜は手作業が中心です。●Q 不耕起でタネを播いても、ぜんぜん発芽しないんですが……。◎A 播種機の設定を確認し、覆土の量をチェック。◎A 土が乾きやすいのでしっかり鎮圧。水を切らさない。●Q 不耕起で緑肥は播けるの?どうやってすき込むの?◎A 発芽力が強いので雑草や作物の立毛中に散播できる。●Q 肥料はどうやるの? 元肥を土に混ぜ込めないよね?◎A 表面施用。機械で効率的に作業できる。◎A 土にのせて、有機物マルチするだけ。楽ちんです。●Q 雑草はどうする?除草剤も使えないし、中耕培土もできないし。◎A 緑肥で圃場表面を被覆。ダイズなら狭畦密植栽培がいい。◎A 段ボールと雑草を使って、どっさりマルチ。●Q 不耕起に向く作物、向かない作物ってある?◎A 生育が早い作物が向く、ジャガイモやサツマイモは向かない。●Q 不耕起にしたら、収量は落ちるんでしょ?◎A 増収技術ではない。ただ、天候不順の年には慣行より多収する。◎A 収量は落ちない。上がる場合もある。●Q 不耕起にすると土の中はどうなるの?◎A 根、菌類、ミミズなどの働きで団粒化が進む。

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