『現代農業』2003年12月号 130ページ~135ページ(ページ数:6)

タイトル

今年、イモチ・不稔に強かったのはどんなイネか

植え付け本数が決め手になった?

明暗を分けた出穂期の早晩

執筆者・取材対象: 本田強

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見出し

●全国的に「不良」、東北太平洋側は作況70台●気象データでは、平成5年より深刻●冷害のメカニズム◎障害型冷害―低温で雄しべ側に問題が起きて不受精◎遅延型冷害―生育が遅れ、登熟不良◎複合型、イモチ型冷害―ダブルパンチ●今年の冷害には、個人差があった◎ケース(1) 植え付け本数多く、保肥力の弱い土で出穂が早まった◎ケース(2) 5月初め田植えでも、疎植や深水でゆっくり出穂◎ケース(3) 有機栽培 障害不稔もイモチもなし●出穂期の早晩が明暗を分けたわけだが…◎1~3本植えなら、14~15葉、6~8本植えだと12葉に減葉◎3節分、根が少ない!●冷害に強いイネは、きっと高温にも強い

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