『現代農業』1989年11月号 140ページ~144ページ(ページ数:5)

タイトル

償還期を迎えた国営事業(10)

受益農家の9割が「凍結」要求 当初の目的を失った事業の継続に

北海道・国営小清水地区畑地帯総合土地改良パイロット事業(2)

執筆者・取材対象: 石堂徹生

見出し

●いつ完成するかわからず償還金はふえるばかり-農業情勢悪化の中で募る畑かんへの農家の不信感◎畑かん事業の見直しを求める農家の心の底からの意見●「畑かん」に関係する3町がそろって見直し要求運動◎運動には、農連を中心に農協、町も参加◎北海道開発局へ働きかける●納得できる説明のない回答書に態度を硬化させた農家側◎回答書は農家の言い分を認めているのだが◎「凍結」を打ちだした運動に9割を超す農家が賛意●国費のムダ遣いにすぎない事業は「返上」するしかない◎小麦を積極的に作付けることで畑かんの最大の目的、風害もなくなりつつある

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