『現代農業』1989年10月号 336ページ~340ページ(ページ数:5)

タイトル

アメリカ農政事情(7)

太平洋を越えて聞えてきた自民党の農業自由化政策に「ノー」の声

これで、日本に力づくで農産物市場を開放するよう迫ることはなくなるかもしれない……

執筆者・取材対象: マーク・リッチー谷口吉光(訳)

見出し

●前例のない規模を持った「(日本の)農民の反乱」-アメリカマスコミの参院選評◎日本の農産物市場を力づくで開放することは難しくなるだろう、と予測●アメリカではすでに吹き荒れる「農民の反乱」-農業危機の責任問われ共和党議員が次々落選◎レーガン農政のシンボルの敗退-農民と都市住民が手を結ぶ◎怒った農民の連帯が民主党候補を押し上げた●日本の「農民の反乱」がアメリカの「自由化」提案を支持する政府に政策変更を迫れるかどうかに注目-自民党政権の農政の方向は世界の農民にとって脅威◎世界の消費者と環境にも脅威、輸入規制をなくしていこうというアメリカの提案◎アメリカ提案を支持する日本政府の公式見解◎政府の「自由化」支持をくつがえせなければ国民の被害は大きい◎農民は輸入農産物の洪水に呑みこまれてしまうだろう◎農業の存続に前向きな提案をガットの場で推進するよう日本政府に要求を!

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