『現代農業』1988年11月号 154ページ~159ページ(ページ数:6)

タイトル

竹下税制改革に物申す(6)

生活必需品にも課税する「消費税」の過酷な実態

執筆者・取材対象: 富岡幸雄

見出し

●非課税取引を限定し広く課税する「消費税」の特徴と重大な問題点◎1、対象を絞り込んだ「消費税」の非課税の範囲―「課税対象としてなじみにくいもの」と「政策的配慮による非課税」◎2、土地、有価証券、利子、保険料が、何ゆえに非課税となるのか◎3、政策的配慮による非課税は、医療、福祉、教育の一部に限定―薬局で買う医薬品、ホームヘルパー派遣料、入学金などは課税される○(1)非課税となる医療○(2)非課税となる福祉○(3)非課税となる教育●非課税取引を原則として設けられなかった「消費税」の大きな矛盾◎1、非課税取引が少なく課税範囲の広い大型間接税となった「消費税」―「売上税」より、はるかに狭い非課税項目◎2、「消費税」のタイプが非課税項目を設けられない矛盾をよんだ―簡素化の「便宜さ」が課税の「理念」を歪めた

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