『現代農業』1987年6月号 190ページ~195ページ(ページ数:6)

タイトル

農薬散布が害虫をふやしている

「ただの虫」が生きられる田畑をつくれ

害虫多発 農薬多用の悪循環を呼ぶいまの農地環境

執筆者・取材対象: 高橋史樹

見出し

●食害イコール被害ではない 害虫に対する被害妄想が農薬多用化をまねく●害虫がいても被害に至らないしくみがある 害虫の発生形態、個体数変動とその調節機構●天敵だけでなく「ただの虫」が重要な役割 害虫をめぐる群集構造◎天敵を殺さない選択性殺虫剤も、「ただの虫」は殺す●農業のやり方が、天敵が能力を発揮できない環境をつくる 耕地の生物群集の単純化が問題●害虫の増加を天敵が抑え込む環境づくり 害虫と天敵の農地への侵入と変動

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