『農業技術大系』野菜編 第8-2巻 兵庫・碇+1~兵庫・碇+14(ページ数:14)

タマネギ>精農家のタマネギ栽培技術

秋まき6月収穫(ターザン,もみじの輝ほか)で反収9t ○水稲後の早期畑地化による,初期生育を支えるうねづくり ○手間を惜しまない土つくりと栽培管理 ○家族労力での経営を可能にする機械の導入・改良 兵庫県南あわじ市・碇茂(60歳)

開始ページ: 兵庫・碇+1

執筆者: 奥井宏幸

執筆者所属: 兵庫県南淡路農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2019年

記事ID: y448219z

見出し

〈地域と経営のあらまし〉 ・・・〔1〕
 1.地域の特徴
 2.経営の歩み ・・・〔2〕
 3.経営の概要
 4.畑の使い方 ・・・〔3〕
〈技術の特色〉
 1.手間を惜しまない土つくりと栽培管理
   (1)堆肥の施用と深耕
   (2)病害株の抜取りと降雨前の防除 ・・・〔4〕
   (3)3月の灌水が大玉をつくるポイント
   (4)除湿機や大型換気扇を活用した乾燥システムによる貯蔵性の向上 ・・・〔5〕
 2.機械化による省力化システムの導入
   (1)育苗トレイの鎮圧
   (2)歩行型収穫機を簡易乗用型に改良 ・・・〔6〕
   (3)タッピングマシーンとローラーコンベアの活用 ・・・〔7〕
 3.労働のピークを避ける計画的な作付け(経営記帳による計画的な作付け) ・・・〔8〕
 4.水稲後の早期畑地化技術を構築 ・・・〔9〕
〈栽培技術〉
 1.品種の選定
 2.育苗
 3.定植の準備 ・・・〔10〕
 4.定植(移植)
 5.定植後の管理 ・・・〔11〕
   (1)追肥
   (2)中耕 ・・・〔12〕
   (3)除草
 6.収穫期
 7.病害虫防除 ・・・〔13〕
   (1)苗床での病害対策
   (2)本田での病害虫対策
〈経営収支〉 ・・・〔14〕
〈今後の計画と課題〉

キャプション

第1図 栽培品種と作型(2017~2018年)
第1表 作付け体系のタイプ
第2図 耕畜連携による堆肥の散布
第3図 深くまで耕されている
第4図 病害株の抜取りを行なうために圃場を巡回
第5図 谷灌水した圃場。品種はもみじの輝
第6図 地上扇と天井扇を組み合わせて風の流量を確保
第7図 タマネギに発生した黒かび病
第2表 資本装備(2018年)
第8図 タマネギ機械化体系
第9図 タマネギ移植機
第10図 試作した鎮圧機
第11図 メーカーから販売された鎮圧機
第12図 簡易乗用型に改良した収穫機
第13図 走行安定性を保つためダブルタイヤに改良
第14図 歩行型ピッカー
第15図 タッピングマシーンとコンテナ,ローラーコンベア
第16図 エアコンの効いた休憩スペース(冬期はレタスの包装作業に使用)
第17図 壁一面に貼られた圃場ごとの記録
第18図 出荷記録をもとに今後の経営戦略を立てる
第19図 トラクターで簡易排水溝を設置
第20図 簡易排水溝の効果比較(降雨1日後)
第21図 収穫期を迎えた品種:七宝甘70(左)とターザン(右)
第22図 プラウにより土壌を乾燥させる
第23図 移植後すぐに行なう補植作業
第24図 タマネギの断面
第25図 止め肥の時期および施肥量が収量に及ぼす影響
第26図 鉄車輪と補助輪で安定して走行できる
第3表 2018年産タマネギの防除日誌(定植:2017年12月18日)

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