『現代農業』1989年10月号 342ページ~347ページ(ページ数:6)

タイトル

参議院での与野党逆転は農政の方向にどう影響するか

執筆者・取材対象: 林信彰

見出し

参議院の与野党逆転で民主主義の初歩的原則が復活◎今回の選挙結果は官僚には極めてショック◎なぜか深刻さが感じられない農林官僚●これまでの国際化路線農政を変えるつもりのない農水省-コメの自由化問題にどう対処◎参院選で審判を受けたのは国際化路線農政ではなかったか◎米国への泣き落としが通用すると思っているのか◎日本経済の輸出主導構造をまず改めなければならない●農政最大のポイントは水田農業確立「後期対策」◎まず問題となるのは減反面積の上積み◎3年後には奨励金は打ち切り◎すでに農政審報告では農協にゲタを預ける方針●農政不審の根源・農業の将来への不安にどう応えるか-農政審の示す「基本方向」の見直しが必要◎穀物生産など日本農業の基本的方向は国民の意見で選択を◎補助金農政も考え直すべき時だ

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