『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 北海道・木村+1~北海道・木村+10(ページ数:10)

実際家の施肥と土つくり>露地畑土壌の実例

〈摩周系火山灰土〉 草地,飼料作物(トウモロコシ) 課題:草地の経年化に伴う生育不良,ミネラル不足の克服 栽培,生育:乳量6,000kg以上。マメ科牧草の割合が高い 施肥:B・B肥料。マメ科の割合によって三要素配分を調節 有機物:バークを購入し糞尿と混合堆積。反当3〜4t施用 その他:牧草8年と飼料作の輪作。更新時深耕,土改剤施用 北海道野付郡別海町・木村信一郎 (35歳)

開始ページ: 北海道・木村+1

執筆者: 平野将剋

執筆者所属: 北海道士別地区農業改良普及所

備 考: 執筆年 1984年

記事ID: d0800820

見出し

〈土壌・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の状況
 2.木村さんの経営と土壌管理
   (1)経営の変遷
   (2)乳牛飼養と土壌管理の問題点
   (3)現在の経営 ・・・〔2〕
    草地生産力維持の方法
    産乳能力の向上 ・・・〔3〕
    草地生産力向上の追求 ・・・〔4〕
    草地更新は短期輪栽で実践
    牧草の根群,刈株など腐植化による有利性
    乳牛の健康管理は自給資料の品質向上で
    経済的有利性の波及
    その他の経営的特徴
〈草地の生産力維持の考え方〉
 1.草地の生産力低下の原因
   (1)通気性の悪化
   (2)土壌凍結による冬枯れ ・・・〔5〕
 2.草地の経時的変化 ・・・〔6〕
 3.乳牛の健康障害
   (1)起立不能症
   (2)乳房炎,受胎不能症
   (3)乳量・乳質 ・・・〔7〕
〈土壌管理の実際〉
 1.土つくり
   (1)草地への厩肥施用
   (2)更新時の深耕
   (3)土壌改良資材の施用 ・・・〔8〕
 2.草地の施肥
 3.草地の種類と土壌管理
   (1)採草専用草地
   (2)採草放牧兼用草地 ・・・〔9〕
   (3)放牧専用草地
 4.草種の維持と輪作体系 ・・・〔10〕
 5.今後の課題
   (1)生産性の向上
   (2)生産費

キャプション

経営の概要
第1表 経営と土壌管理の特徴
第2表 年次別経営規模の変遷
第3表 輪作計画(基本型)
第1図 作業体系(平常時)
第2図 通水性不良の要因図
第3図 冬枯れの要因図
第4表 草地タイプの特徴
第5表 木村さんの草地タイプ別割合
第6表 堆肥の使い方
第7表 木村さんの施肥設計(kg/10a)
第8表 作業機械の装備状況

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