『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 兵庫 コウノトリ育むお米生産部会+1~兵庫 コウノトリ育むお米生産部会+14(ページ数:14)

環境保全型農業の地域展開

コウノトリ育む農法で,子々孫々まで安心して暮らせる地域づくり ○地元堆肥利用,冬期湛水,米ぬか除草,深水管理など ○田んぼの生きものを育む稲作技術が生産コストの低減に ○消費者への積極的働きかけ,ブランド化で米の有利販売 兵庫県豊岡市・コウノトリ育むお米生産部会

開始ページ: 兵庫 コウノトリ育むお米生産部会+1

執筆者: 西村いつき

執筆者所属: 兵庫県但馬県民局豊岡農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2009年

記事ID: d208002z

見出し

〈地域の概要〉 ・・・〔1〕
〈環境保全型農業への取組み〉 ・・・〔2〕
 1.コウノトリ野生復帰に向けての課題
 2.コウノトリ育む農法の確立経過 ・・・〔3〕
〈取組みの実際と技術〉 ・・・〔5〕
 1.育む農法の技術内容
   (1)キーを握る健苗育苗
   (2)生態系の底辺を支える耕畜連携
   (3)自然の仕組みを活用した抑草技術 ・・・〔6〕
    有機資材の投入,冬期湛水
    早期湛水,2回代かき
    米ぬかペレット,EM糖蜜活性液 ・・・〔7〕
    深水管理,中干し延期
   (4)生態系を生かした害虫制御
 2.コウノトリ育むお米生産部会の役割
 3.農地・水・環境保全向上対策事業との相乗効果 ・・・〔9〕
 4.確立普及に用いた普及手法の考察
   (1)到達目標をイメージ化
   (2)チームで必要な施策を提案し実践
   (3)データによる裏づけが人を動かす ・・・〔10〕
   (4)活動領域を消費者へ広げる
   (5)大義を明確にする ・・・〔12〕
 5.育む農法確立の成果
〈今後の課題〉
 1.残された課題と今後の対応策
 2.育む農法の将来展望 ・・・〔13〕

キャプション

第1図 日本のコウノトリの羽数の推移
第1表 コウノトリの保護増殖・野生復帰事業の経緯
第2表 「コウノトリ育む農法」の定義と要件
第2図 コウノトリ育む農法と慣行栽培との違い
第3表 コウノトリ育む農法の稲作への影響
第4表 堆肥施設と散布体制の整備状況
第3図 EM糖蜜活性液の流し込み
第4図 育む田んぼで増える魚
第5表 生きものの調査項目と調査時期
第5図 「コウノトリ育むお米生産部会」による現地研修会
第6図 農地・水・環境保全向上対策事業の取組みもPR
第6表 育む農法の確立・普及にかかわる調査研究や事業導入
第7図 生きものの数と米の品質の調査データ
第8図 育む農法を教材にした環境学習
第9図 但馬全域にコウノトリ育む農法が拡大
第10図 育む農法の経営収支
第11図 育む農法による米のブランド化
第12図 土壌調査
第13図 田んぼとコウノトリ

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