『農業技術大系』土壌施肥編 第7-2巻 秋田 小坂+1~秋田 小坂+10(ページ数:10)

地域ブランド堆肥・有機質肥料の製造と活用

豚糞,生ゴミ,野菜残渣の堆肥でJAあげて減化学肥料・減農薬栽培に挑戦 ○JAと協力して悪臭のないBMW技術を生かした施設に ○BM堆肥と生物活性水で地元の人に安全な有機農産物を届ける 秋田県小坂町 有限会社小坂クリーンセンター

開始ページ: 秋田 小坂+1

執筆者: 豊下勝彦

執筆者所属: 有・小坂クリーンセンター

備 考: 執筆年 2001年

記事ID: d127015z

見出し

〈地域の農業の概要〉 ・・・〔1〕
〈堆肥センターおよび肥料製造への取組みの経過〉
 1.設置の経緯
 2.地域から出される未利用資源 ・・・〔3〕
 3.処理製造にあたってのねらい
〈プラントシステムと堆肥製造過程〉
 1.処理システムの原理と処理過程
   (1)処理システム
    堆肥
    尿
    生物活性水
   (2)豚糞の堆肥化の難しさと対策
   (3)生ゴミや野菜残渣の取込みの難しさと対策 ・・・〔5〕
 2.生産されている製品の内容 ・・・〔6〕
    BM完熟堆肥
    生物活性水
〈堆肥利用者との提携〉
 1.作物別栽培指針と利用状況
   (1)キュウリ ・・・〔7〕
   (2)トマト
   (3)アスパラガス ・・・〔8〕
   (4)ネギ
   (5)キャベツ
   (6)リンゴ
   (7)イネ ・・・〔9〕
 2.堆肥利用者の評判
    キュウリ
    トマト
    アスパラガス
    ネギ
    キャベツ ・・・〔10〕
 3.製造コストと販売の収支
〈施設の管理運営体制と今後の課題〉

キャプション

第1図 小坂クリーンセンター(正面)
第2図 BMW技術のしくみ
第3図 処理工程の流れ
第4図 堆肥発酵舎
第5図 自然浄化法による排水処理施設(100t/日)
第1表 自然浄化法による排水処理後の豚尿の質
第6図 活性水施設の内部
第2表 BM堆肥の内容
第3表 生物活性水の内容
第7図 河川水の200倍のミネラルを含む生物活性水
第8図 収量,A品率,甘さ,粘り,やわらかさもまさったBM堆肥のキュウリ
第9図 収量,A品率ともに上昇したトマト
第10図 収量差はなかったがアブラムシやハモグリバエの発生が少なかったキャベツ
第11図 多収したが,食味や整粒歩合で課題も残ったイネ

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