『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 長野・林+1~長野・林+10(ページ数:10)

実際家の施肥と土つくり>露地畑土壌の実例

〈火山灰黒ボク土〉牧草輪作,緑肥裏作でハクサイ・レタス安定高収量 ○課題:土壌物理性の改善に重点をおいた圃場づくり・作業体系 ○栽培・生育:天候に左右されず,安定して高収量 ○施肥:基肥一発,追肥なし,ムラのない施肥作業 ○有機物:牛糞堆肥(木挽き,籾がら,そばがらなど混入) ○その他:密度が高い暗渠,根こぶ病株の除去 長野県南佐久郡 林拓二(70歳)

開始ページ: 長野・林+1

執筆者: 藤ヶ崎静男(執筆)大槻桃里(改訂)

執筆者所属: JA野辺山JA長野八ヶ岳野辺山支所

備 考: 執筆年 2019年

記事ID: d308025z

見出し

〈施肥と土つくりの課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況
 2.産地の動き
    現在に至る経過
    堆肥の動き ・・・〔2〕
    全面マルチの登場
    プラグ育苗の導入
 3.野辺山がかかえる土壌・肥料上の問題
 4.林さんの経営と栽培 ・・・〔3〕
〈林さんの施肥・土つくりの考え方と実際〉
 1.物理性改善の考え方とその試み
   (1)暗渠敷設とその効果
   (2)施工密度の高い整地・客土 ・・・〔4〕
 2.好適土壌環境を活かす管理技術
   (1)耕起と施肥
   (2)畑を適度に区切る ・・・〔5〕
   (3)うねの斜度調整で作土の流出を防ぐ
   (4)13分割された畑のローテーション
   (5)エンバクの作付け ・・・〔6〕
   (6)根こぶ病対策
 3.耕起・施肥・土壌管理の実際
   (1)牧草を起こす手順と施肥
   (2)施肥と機械作業の順序 ・・・〔7〕
   (3)畑のつくり方と土壌の管理のポイント
   (4)施肥時の留意点 ・・・〔8〕
 4.その他の土壌管理
   (1)有機物の利用
   (2)肥培管理
   (3)土壌改良剤
   (4)土壌の生物性
   (5)ナモグリバエ対策 ・・・〔9〕
 5.今後の課題

キャプション

第1図 作業のながれ
第1表 林さんの2018年の野菜の作付け面積・収量
第2図 林さんの圃場略図(1995年度作付けローテーション)
第2表 7年1回転の輪作
第3図 最初のロータリ(5cmくらい)
第4図 プラウでの深起こし(40~50cm)
第5図 林さんのハクサイ圃場(1995年9月4日)
第6図 林さんのハクサイの根
第7図 林さんの畑の土壌分析結果
第8図 ナモグリバエ対策

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