『現代農業』1985年1月号 186ページ~197ページ(ページ数:12)

タイトル

世界から「飢え」をなくすために

アフリカの飢えは我々の生活とどんな関係にあるか

世界の飢えと日本経済、農政

執筆者・取材対象: 西川潤

見出し

●はじめに◎サハラ以南では2人に1人が飢えにさらされている●急速にすすむ砂漠化、激減する熱帯林◎砂漠化はこうしてすすんだ◎雨が増えた時期も旱ばつと飢えは続いた●降雨の減少が飢えに直結する社会のしくみ◎ため息が出る生産性の低さ◎輸出用作物が生存のための食糧を追い出す◎工業優先、都市優先の発展戦略のゆく先◎軍事支出に食われる農業支出◎肥え太る成金層と飢える貧困層◎第三世界に共通する飢えの社会構造●援助症候群からの脱出と自立のための協力◎アフリカで必要な援助は日本が家畜向けに輸入している穀物の1割◎飢えにさらされる婦女、子ども、高齢者◎自給率をかえって落とす援助症候群◎恩恵でなく自立のための協力へ◎日本の木材輸入が東南アジアに洪水、旱ばつを起こす

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