『農業技術大系』畜産編 第7巻 基+183~基+210(ページ数:28)

飼料作物>基礎編>飼料作物の栽培技術>草地の維持管理

寒地での寒地型採草地の維持管理

開始ページ: 基+183

執筆者: 金川直人

執筆者所属: 北海道専門技術員

備 考: 執筆年 1979年

記事ID: c0700560

見出し

I 寒地型採草地の特徴 ・・・〔1〕
 1.地域の区分とその特徴
 2.草地の問題点 ・・・〔3〕
  (1) 老朽化の実態
  (2) 適期刈りができていない ・・・〔5〕
  (3) 刈取り・追肥のまずさと草地の消耗
 3.草地の問題点と給与 ・・・〔7〕
II 草地維持管理の基本 ・・・〔8〕
 1.優良草地と低収草地
 2.草種・品種の考え方
  (1) 草種・品種の早晩性
  (2) 刈取期間の延長と品種
  (3) オーチャードグラス主体草地 ・・・〔9〕
  (4) チモシー主体草地
  (5) アルファルファ主体草地
  (6) 自然条件と草地の選抜 ・・・〔10〕
 3.維持管理の要点
  (1) 養分蓄積期の保証
   (1)牧草密度の維持
   (2)密度減少の理由
   (3)防止策
    裸地化の防止
    分げつの確保
  (2) 経年変化と生育のおさえどころ
   (1)牧草の密度維持
   (2)個体群内の個体相互間の競走
   (3)窒素多肥は密度減少の原因 ・・・〔11〕
   (4)草種構成の調節
 4.採草の要点 ・・・〔12〕
  (1) 採草利用のねらい
  (2) 刈取回数の決め方
  (3) 適期刈り
   (1)栄養生産性から
   (2)一番草の刈取り
   (3)二番草以降の刈取り ・・・〔13〕
  (4) 青刈り利用(採草地後半期)
  (5) 放牧利用(採草地後半期)
 5.施肥
  (1) 施肥の考え方
   (1)牧草の養分吸収
   (2)土壌中の可給態養分
    火山性土
    重粘土
    泥炭土 ・・・〔14〕
   (3)経年草地の土壌養分
    窒素
    燐酸
    加里
    石灰と苦土 ・・・〔15〕
    微量要素
  (2) 施肥標準とその考え方
  (3) 施肥設計
   (1)養分吸収量
   (2)天然養分供給量
   (3)肥料の吸収利用率 ・・・〔16〕
   (4)施肥量 ・・・〔17〕
  (4) 糞尿の施用
  (5) 土壌改良資材
   (1)石灰質資材
   (2)燐酸質資材
   (3)堆厩肥の施用
  (6) 目的別の施肥技術 ・・・〔18〕
   (1)当年の生産を高める施肥
   (2)永続性を高める秋施肥
   (3)マメ科率を維持する施肥
   (4)牧草の体内成分含量を高めるための施肥 ・・・〔19〕
 6.採草
  (1) 採草の診断
  (2) 刈取作業
  (3) 採草作業 ・・・〔20〕
 7.障害,雑草対策
  (1) 冬枯れの発生と対策
    被害草種 ・・・〔21〕
    発生状況
    病理的検討
  (2) 雑草の発生と対策
    草地管理,利用の適正化
    早期に掃除刈り
    抜取り法
    除草剤
III 各種草地の維持管理 ・・・〔22〕
 A.オーチャードグラス主体草地の維持管理
  (1) 混播牧草の種類とその経年変化
  (2) 維持管理のおさえどころ
  (3) 草種と混播組合わせ ・・・〔23〕
 B.チモシー主体草地の維持管理
  (1) 混播牧草の種類とその経年変化
  (2) 栽培のおさえどころ ・・・〔24〕
  (3) 草種と混播組合わせ
 C.アルファルファ主体草地のばあい ・・・〔26〕
  (1) 混播牧草の種類と経年変化
  (2) 栽培のおさえどころ
 D.水田利用のばあい
  (1) 草種の組合わせとねらい
  (2) 圃場の準備と施肥 ・・・〔27〕
   (1)土地条件の整備
   (2)土壌改良
   (3)播種床造成
   (4)施肥
  (3) 雑草駆除
  (4) 刈取り利用
 E.草地更新 ・・・〔28〕
  (1) 更新の意義とねらい
  (2) 各種更新法のねらい
   (1)追播法
    播種床の準備
    播種
    施肥
    鎮圧
    掃除刈りまたは収穫
   (2)耕起法

キャプション

第1表 酪農地帯区分の概要(北海道)
   キーワード:草地型酪農地帯\畑作型酪農地帯
第2表 酪農地帯別草地の特徴
第3表 経年化に伴う植生の悪化(一番草)(別海町)
   キーワード:オーチャードグラス\チモシー\メドウフェスク\ケンタッキーブルーグラス\赤クローバ\ラジノクローバ\雑草\採草地\放牧地
第1図 経年別にみた草種構成(一番草)
   キーワード:オーチャードグラス\チモシー\メドーフェスク\ケンタッキー類\マメ科\採草地\放牧地
第4表 草地の変化の区分と特徴
第2図 測定値分布割合
第5表 別海町での草地土壌の平均測定値
第6表 草値土壌成分の判定規準
第7表 牧草地の経年変化に伴う土壌化学性と牧草中の無機成分の変化
   キーワード:オーチャードグラス\ラジノクローバ\K2O\CaO\MgO\pH
第8表 乳量水準別,乾物(DM)給与量,過不足農家割合
   キーワード:舎飼期\移行期
第3図 施肥効果の遅速性からみた草地の分類
第9表 多収草地と低収草地の土壌理化学性
   キーワード:K2O\CaO\MgO\pH\T‐N\可溶性燐酸\固相\気相\孔隙
第10表 施肥反応性の違いと土壌理化学性
第11表 各草種,品種の早晩性
   キーワード:オーチャード\チモシー\メドウフェスク\ケンタッキーブルーグラス\赤クローバ\トールフェスク\アルファルファ\ペレニアルライ\熟期
第12表 イネ科,マメ科の相違
   キーワード:生育適温\光線\土壌乾湿\養分
第13表 草地の利用期間
   キーワード:オーチャード主体混播\チモシー主体混播\一番草\二番草\三番草
第4図 一番草生育期間の栄養価の推移
   キーワード:オーチャード\チモシー\DCP\TDN
第5図 葉身の屈折
第14表 牧草の養分含有率(生草%)
   キーワード:混播
第15表 牧草の施肥標準(追肥)(昭53.9改正)
   キーワード:沖積土\泥炭土\火山性土\洪積土
第16表 牧草の養分含有率(生草%)
   キーワード:混播
第17表 収量水準別養分吸収量(10a当たりkg)
   キーワード:混播\窒素\燐酸\加里\石灰\苦土
第18表 三要素試験
   キーワード:チモシー主体\造成後経過年次\オーチャードグラス主体
第19表 牧草類の肥料吸収利用率
   キーワード:混播\窒素\燐酸\加里\初年目\2年目以降
第20表 利用2年目からの追肥全量(化学肥料による混播のばあい)
   キーワード:経過年次\窒素\燐酸\加里\吸収量\天然養分供給量\補給必要量
第6図 オーチャードグラス草地に対する追肥と越冬前幼分げつとり早春再生茎数
第7図 オーチャードグラス草地に対する追肥と最終刈取時期が越冬前幼分げつ数に及ぼす影響
第21表 マメ科草種の要素吸収量(10a当たりkg)
   キーワード:年次\窒素\燐酸\加里\石灰\苦土\赤クローバ\ラジノクローバ\アルファルファ
第22表 一番牧草の時期別栄養生産量
   キーワード:TDN
第23表 雑草率と牧草収量割合(単位:%)
第24表 オーチャードグラス主体草地の管理の要点(施肥量,収量は10a当たりkg)
   キーワード:草地経過年数\草種
第25表 オーチャードグラス主体の混播例
   キーワード:草種\品種\採草放牧兼用\放牧用
第26表 チモシー主体草地の管理の要点(施肥量・収量は10a当たりkg)
   キーワード:草地経過年数\草種
第27表 混播試験成績(4か年乾物収量 10a当たりkg,別海町,1975~78)
   キーワード:混播草種\湿地\採草型\兼用型\放牧型
第28表 チモシー主体の混播例
   キーワード:草種\品種\採草放牧兼用\放牧用\乾草用\サイレージ用
第29表 アルファルファ主体草地の管理の要点(施肥量,収量は10a当たりkg)
   キーワード:草地経過年数\草種\重粘土\火山性土\火山性土

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