『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 千葉・小見川+1~千葉・小見川+11(ページ数:11)

実際家の施肥と土つくり>露地畑土壌の実例

〈洪積層黒ボク土〉耕しすぎの見直しによるダイコン栽培 ○課題:栽培がむずかしい春まきダイコンで良品多収をねらう ○栽培,生育:1穴3粒まき,じっくり生育,収穫適期長い ○施肥:少窒素の山型施肥。追肥はおそめに。液肥の葉面散布 ○有機物:鶏糞の表層施用による土ごと発酵,エンバクなどの緑肥 ○その他:浅く入れることを意識したプラソイラ 千葉県八街市 小見川修一(68歳)

開始ページ: 千葉・小見川+1

執筆者: 小見川修一(執筆)/編集部(改訂)

執筆者所属: 千葉県実際家

備 考: 執筆年 2019年

記事ID: d308024z

見出し

〈小見川さんの栽培と土壌管理〉 ・・・〔1〕
 1.経営の概況
 2.小見川さんの土壌管理の移り変わり
   (1)耕しすぎない
   (2)作土と心土の間のB層をつくれ
   (3)少しずつB層をつくる意味 ・・・〔2〕
   (4)2つの「耕しすぎ」 ・・・〔3〕
   (5)センチュウ害と耕うん深度の見直し
 3.春まきダイコンの収量・品質 ・・・〔4〕
 4.ダイコンの生育の特徴
 5.土壌管理の経過 ・・・〔5〕
〈土壌管理の実際〉 ・・・〔6〕
 1.施肥の考え方と実際
   (1)基肥—リン酸主体で
   (2)追肥—播種後30日間はがまん
 2.スイートコーンによる土つくり ・・・〔7〕
   (1)スイートコーンに窒素を吸わせる
   (2)スイートコーンによる深耕 ・・・〔8〕
 3.畑の耕し方
    第1段階・プラウ耕
    第2段階・ロータリ耕 ・・・〔9〕
    第3段階・小型管理機によるカルチ
 4.間引きの方法
 5.作型のちがいの見方と対応 ・・・〔10〕

キャプション

第1図 小見川さんのダイコンの作付け
第2図 少しずつB層をつくってきた小見川家の土の歴史
第3図 収穫し残したニンジン畑
第4図 畑のB層
第5図 第4図の土の硬さ
第6図 ひげ根の生え方が縦一列にまっすぐになる
第7図 収穫期の春まきダイコンの姿
第8図 施肥内容と施肥方法(10a当たり)
第9図 私とふつうの栽培型との比較(模式図)
第1表 ダイコン畑の土壌診断
第10図 土を安定させる耕し方

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