『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 北海道・吉田+1~北海道・吉田+9(ページ数:9)

実際家の施肥と土つくり>露地畑土壌の実例

〈褐色火山性土〉 ナガイモなど野菜+畑作物 課題:4年輪作,ナガイモ畑の固定で肥沃度増進 栽培,生育:ナガイモの反収3t,上物率72%以上 施肥:土壌診断の活用,炭カル施用の中止とカリの減肥 有機物:2年以上熟成した豚ぷん堆肥を利用 その他:サブソイラーによる心土破砕 北海道帯広市・吉田義弘 (46歳)

開始ページ: 北海道・吉田+1

執筆者: 伊丹清二

執筆者所属: 十勝農業試験場・専技室

備 考: 執筆年 1992年

記事ID: d0800720

見出し

〈土つくり・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
 1.地域の概況と課題
   (1)土質,気候などの特徴
   (2)大規模畑作への野菜導入をめぐって
   (3)土壌管理・土地利用をめぐる課題 ・・・〔2〕
 2.吉田さんの経営と土壌管理
   (1)経営の概況
   (2)作付けと労力配分の特徴
   (3)収量・品質の特徴 ・・・〔3〕
   (4)土つくりへの努力
〈ナガイモ栽培のポイントと肥培管理〉 ・・・〔4〕
 1.種いも切り・催芽のポイント
 2.奇形いもを少なくする植溝深耕 ・・・〔5〕
 3.植付けは催芽部を斜め下に
 4.ウイルス株抜取りを考えたネット栽培の導入
 5.貯蔵庫の収容能力に合わせ収穫を分散
〈土壌管理の考え方と実際〉 ・・・〔6〕
 1.作付け体系と土壌管理
   (1)ナガイモ作付け圃を固定して土つくり
   (2)スイートコーンを組み入れた輪作体系
   (3)ナガイモの後作にゴボウを導入
 2.有機物利用の考え方と実際 ・・・〔7〕
   (1)作物に合わせて完熟堆肥の施用
   (2)堆肥の素材とつくり方
 3.施肥の考え方と実際
   (1)生育観察による施肥の考え方
   (2)土壌診断の活用による施肥の考え方 ・・・〔8〕
   (3)ナガイモ施肥の実際
〈今後の抱負〉 ・・・〔9〕

キャプション

経営の概要
第1表 十勝管内でのナガイモ作付け面積と収量の推移(単位:ha,kg/10a)
第1図 圃場の配置
第2表 作物別の作付け面積と労働時間(平成3年)
第3表 吉田さんの機械装備と施設
第4表 経営と土壌管理の変遷
第2図 十勝地方におけるナガイモの生育と作業のあらまし(模式図)(生育ステージ調査は昭和48〜61年の13か年平均値,十勝中部地区普及所調べ)
第3図 ナガイモの寄せ植え方式(模式図)
第4図 プランターによるナガイモの植付け
第5図 バックホーによるナガイモ収穫
第6図 ナガイモ畑の土壌の性質
第7図 圃場ごとの土地利用と作付け体系
第5表 有機物利用の変遷
第8図 吉田さんのコムギ稈と養豚ぷんとの交換による堆肥つくり
第6表 堆肥の素材とつくり方
第7表 ナガイモ畑の土壌診断結果例(昭和61年)
第8表 ナガイモ畑の施肥量
   キーワード:川西農配2号\硫安\硫加

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