『農業技術大系』野菜編 第12巻 施設・資材+102の22~施設・資材+102の30(ページ数:9)

共通技術・先端技術>施設・資材>育苗資材

苗テラスとその利用

開始ページ: 施設・資材+102の22

執筆者: 中南暁夫

執筆者所属: 太洋興業(株)農業開発部

備 考: 執筆年 2006年

記事ID: y31c010z

見出し

  (1) 閉鎖型苗生産装置「苗テラス」とは・・・〔1〕
  (2) 苗テラスの装置概要
   (1)プレハブ
   (2)多段式育苗棚
   (3)照明器具
   (4)灌水装置・・・〔2〕
   (5)通風装置
   (6)エアコン
   (7)炭酸ガス施用装置
   (8)制御装置
  (3) 苗テラスによる育苗の特徴・・・〔3〕
   (1)良質な苗が得られる
   (2)生育が速い
   (3)苗揃いが良い
   (4)高密度育苗が可能
   (5)計画性が高く再現性がある
  (4) 苗テラスの導入事例・・・〔4〕
   (1)トマト養液栽培への苗テラスの導入事例
    トマト低段密植栽培での利用
    静岡県大井川町「営農組合アメーラ倶楽部」の事例・・・〔5〕
   (2)葉菜類養液栽培システムでの導入事例・・・〔6〕
    葉菜類養液栽培システムでの利用
    静岡県長泉町「桃沢農園」によるサラダ野菜の多品目生産の事例

キャプション

第1図 苗テラスの外観
第2図 多段式育苗棚
第3図 照明器具
第4図 灌水トレイ
第5図 苗テラス育苗したキャベツ苗(左)とハウス育苗したキャベツ苗(右)。14日育苗した苗,播種10月18日,品種:金系201号
第6図 接ぎ木穂木用トマト苗。品種:ハウス桃太郎,播種後14日
第7図 接ぎ木穂木用キュウリ苗。品種:はるか,播種後7日
第8図 苗テラスとハウスにおいて異なるセル密度で育成したコマツナ苗。左:苗テラス,右:ハウス,上段:144セル,下段:288セル。品種:夏楽天,播種後11日
第9図 苗テラスにおけるサラダナの育苗日数と苗の大きさとの関係。写真左から2株ずつで14日苗,16日苗,18日苗の順
第10図 トマトの明期・暗期温度と第1花房着生葉位,花数との関係。品種:桃太郎ヨーク
第11図 「アメーラ倶楽部」の苗テラス
第12図 直接定植用として育成したトマトの72セル苗。品種:桃太郎ヨーク
第13図 桃沢農園の苗テラス。レッド・グリーンリーフレタス,ロメインレタスなどの数種レタス類が栽培されている
第1表 栽培作物別の苗テラス導入効果(育苗形態による栽培日数の違いZ)
   キーワード:ホウレンソウ\ホワイトセルリー\チコリー\ルッコラ\ミズナ\チンゲンサイ
第14図 苗テラスとハウスで育苗したミズナの苗とそれらの収穫時の形状。各写真中の左側は苗テラス,右側はハウスのもの。品種:細雪水菜
第15図 苗テラスによるチンゲンサイの腋芽発生防止。左:苗テラス(播種:12月19日),右:ハウス(播種:11月20日,定植:12月20日)。写真撮影:2月3日,品種:青帝
第16図 赤系リーフレタス苗の葉色の違い。左:苗テラス288セル苗,右:ハウス144セル苗。品種:レッドコーラル,播種:4月22日,写真撮影:5月20日

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