『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 神奈川・石井+1~神奈川・石井+9(ページ数:9)

実際家の施肥と土つくり>施設土壌の実例

〈火山灰を含む砂壌土〉 バラ・温室栽培 課題:処女地のような若々しい土を維持する 栽培:1,600坪の温室栽培,省力化に努める 施肥:ポーラスカップ利用の土壌溶液診断で有機質肥料の適正施肥・灌水 有機物:家畜ふん多用から植物性堆肥へ切替え その他:温湯による土壌消毒 神奈川県秦野市・石井通生 (46歳)

開始ページ: 神奈川・石井+1

執筆者: 石井通生

執筆者所属: 石井バラ園

備 考: 執筆年 1990年

記事ID: d0800520

見出し

〈土壌・施肥をめぐる課題〉 ・・・〔1〕
 1.経営の概要と課題
   (1)経営内容
   (2)土壌条件
   (3)地域での土つくり・施肥の問題
   (4)バラ栽培の歴史と課題 ・・・〔2〕
   (5)省力化への努力
〈土つくりの考え方と実際〉 ・・・〔3〕
 1.土壌病害虫対策
   (1)これまでの対策と問題点
    クロルピクリン消毒
    土の入れ替え
    温湯消毒パイプ埋設型
   (2)自走式温湯消毒法の開発と効果
   (3)有機物利用,施肥の考え方 ・・・〔4〕
〈肥培管理の考え方と実際〉 ・・・〔5〕
 1.これまでの肥培管理と問題点
 2.土壌溶液検定の導入とねらい
 3.土壌溶液検定の手順
 4.分析結果をどう生かすか ・・・〔7〕
 5.水管理に生かす ・・・〔9〕
 6.肥培管理の実際

キャプション

経営の概要
第1表 施設,資材,機械の概要
第1図 作業用の手づくりの台車
第2図 防除用電気蒸散器
第3図 温湯消毒法の模式図
第2表 自走土壌消毒装置(熱湯散水方式)の器具と経費
第3表 改植の手順と労力(100坪当たり)
第4表 自走土壌消毒装置による温湯散水消毒に伴う土壌化学性の変化(1986年,(株)三興調べ)
第4図 土壌溶液採取図
第5図 土壌溶液の採取法
第6図 土壌溶液診断の道具
第7図 土壌溶液を採取する三角フラスコの減圧
第8図 土壌溶液中の養分は硝酸イオンと同じように変化している(1987年,品種ティネッケ,神奈川農総研調べ)
   キーワード:pH\リン酸\石灰\EC\苦土\カリ
第5表 ロックウールに対応した肥料の配合(成分はN8‐P2‐K4‐Mg2)
   キーワード:血粉\肉骨粉\油かす\硫加\ハイグリーン
第9図 1989年の土壌分析値(硝酸イオン)と作業

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