『農業技術大系』土壌施肥編 第6-1巻 技術+242の2~技術+242の7(ページ数:6)

作物別施肥技術>野菜の施肥技術>野菜・種類別の施肥技術

施設ホウレンソウ−テープ封入肥料による合理的施肥(環境保全型施肥)

開始ページ: 技術+242の2

執筆者: 松本美枝子

執筆者所属: 富山県農業技術センター

備 考: 執筆年 2001年

記事ID: d126023z

見出し

  (1) 施肥法のねらいと特徴 ・・・〔1〕
   (1)施肥の実態と環境保全から見た問題点
〈思いこみ−1〉土壌中にたまった肥料成分は多量の水を流すことで健全な元の土に戻る
〈思いこみ−2〉肥料などを施用しないで作物はつくれないし,仮につくれても土は消耗してだめになる
〈思いこみ−3〉現状の土壌管理で健全なホウレンソウができているのだから無理して変える必要はない ・・・〔2〕
   (2)この施肥法のねらい
  (2) 肥料吸収特性と生育 ・・・〔3〕
  (3) 施肥技術の実際 ・・・〔4〕
   (1)土壌診断
   (2)有機物および不足成分の施用
   (3)作型による窒素施肥量の決定 ・・・〔5〕
   (4)ホウレンソウ種子およびLP30を水溶性テープに封入

キャプション

第1表 ホウレンソウ産地での窒素施用量と窒素利用率
   キーワード:全窒素含量\収量\窒素吸収量\肥料由来窒素
第1図 施設軟弱野菜栽培土壌の肥料成分蓄積状況
   キーワード:P2O5\K2O\CaO\MgO
第2図 土壌中の養分濃度と植物体養分濃度の関係
   キーワード:カリ濃度\マグネシウム濃度
第3図 カリとカルシウムおよびマグネシウム吸収濃度の関係
第4図 冬期間ビニルハウスの除覆による土壌中肥料成分の変化
   キーワード:硝酸態窒素\交換性石灰\交換性苦土\交換性カリ\有効態リン酸
第5図 ホウレンソウの窒素吸収特性
   キーワード:窒素吸収量\無窒素\慣行施肥\堆肥+慣行
第2表 肥料成分蓄積圃場での無施用栽培がホウレンソウの体内成分および土壌中の肥料成分残存量に及ぼす影響
   キーワード:作付前\8作目\T-N\T-P\T-K\T-Ca\T-Mg
第6図 ホウレンソウでの硝酸濃度と発芽率および根の伸長の関係
第3表 ホウレンソウでの施肥時期の違いが収穫期のケルダールおよび硝酸態窒素含量に及ぼす影響
   キーワード:収穫10日前\収穫5日前\無追肥\硝酸濃度
第7図 全層施肥での尿素とLP30の窒素吸収量と施肥窒素利用率の差異
第8図 ホウレンソウの種子が封入されている
第9図 シードテープを使って播種作業
第10図 全層施肥とテープ封入施肥が窒素吸収量および施肥窒素利用率に及ぼす影響
第11図 各種被覆尿素の溶出特性
   キーワード:LP30\LPS20
第12図 よく揃ったシード封入テープによるホウレンソウ

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