『農業技術大系』畜産編 第7巻 基+286の92~基+286の103(ページ数:12)

飼料作物>基礎編>飼料作物の栽培技術>草地の維持管理

堆厩肥の有効利用と効率的な施肥方法

開始ページ: 基+286の92

執筆者: 橋爪健

執筆者所属: 元雪印種苗株式会社

備 考: 執筆年 2016年

記事ID: c357004z

見出し

 1.堆厩肥と化学肥料の過剰施肥 ・・・〔1〕
  (1) チモシー基幹採草地に対する施肥改善効果の長期実証
  (2) 牧草ミネラル組成改善のためのカリ低減型施肥法 ・・・〔2〕
  (3) 堆厩肥施用の実態調査と肥効の推定
 2.糞尿を有効利用した化学肥料の施肥設計 ・・・〔3〕
  (1) 牧草茎数の減少,草種構成の悪化
  (2) 堆肥を施用すれば化学肥料が半減 ・・・〔4〕
  (3) ECの測定で糞尿の成分を正確に推定 ・・・〔5〕
  (4) 堆肥は鉱質土壌で6t,火山性土壌で5tが上限
  (5) 糞尿の施用時期と肥料換算係数 ・・・〔7〕
  (6) 堆肥・スラリーのみでは減収する
  (7) 青森県での採草地への堆肥施用の有効利用 ・・・〔9〕
 3.堆厩肥の腐熟の促進 ・・・〔10〕
  (1) 高水分の糞尿は溝とバーク処理で
  (2) マニュアスプレッダによる堆肥の切返し ・・・〔11〕

キャプション

第1図 施肥改善がTDN収量(左)と蛋白質収量(右)に及ぼす影響
第1表 カリ施肥量と牧草乾物収量,マメ科率
第2表 土壌診断に基づくカリ低減型施肥量計算例
第3表 糞尿施用量と牧草1番草のミネラル,NO3-Nの関係
第4表 チモシー・シロクローバ草地における堆肥施用と牧草収量および茎数の関係
第5表 スラリーの施用量とサイレージ原材料のミネラル組成(単位:乾物%,1994~1997年の平均値)
第6表 グラスサイレージ給与試験における乾物摂取量および乳量
第2図 堆厩肥を10年間施用したオーチャードグラスとチモシー草地の10年間の乾物収量推移
第3図 堆厩肥を10年間施用したオーチャードグラス単播草地とアルファルファ・オーチャードグラス草地の植生推移
第7表 草地に施用した牛糞尿の基準肥効率(単位:%)
第4図 堆厩肥施用量と更新2~3年目の合計乾物収量(鉱質土)
第5図 チモシー・シロクローバ混播草地の乾物収量と草種構成(減肥区,火山性土)
第8表 草地更新時の堆肥施用による可能な減肥量改定案(火山灰土,単位:kg/t)
第9表 草地に対する糞尿中肥料成分の化学肥料換算係数(単位:kg/kg)
第10表 採草地への施用時期の違いによる窒素の補正係数
第11表 品質の違いによる窒素の補正係数
第12表 堆厩肥の品質や施肥時期による補正
第13表 スラリーと化学肥料施用量の計算例
第6図 チモシー単播草地における堆肥,スラリーおよび尿の施用時期が牧草地の乾物収量に及ぼす影響
第7図 糞尿主体施肥設計作業の流れ図
第14表 各処理区における肥料換算施肥成分量,乾物収量および肥料成分持出し量(8年間の平均値,単位:kg/10a)
第15表 糞尿処理物の連用に伴う窒素の土壌残存率(8年間の積算値)
第16表 オーチャード採草地への堆肥施用の効果
第17表 排汁促進処理による水分除去・腐熟程度(試験Ⅰ,1.7t規模)
第8図 溝やバーク施用による堆厩肥の発酵促進効果
第9図 マニュアスプレッダによる堆厩肥の切返しで仕上がった堆肥
第18表 マニュアスプレッダによる堆厩肥の切返しの作業時間

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