『農業技術大系』土壌施肥編 第3巻 土壌と活用Ⅵ+16の42~土壌と活用Ⅵ+16の55(ページ数:14)

土壌の性質と活用>VI 土壌汚染,環境問題と土壌管理>耕地と土壌汚染,環境問題

カバークロップ導入による持続的生産と炭素貯留機能

開始ページ: 土壌と活用Ⅵ+16の42

執筆者: 小松崎将一

執筆者所属: 茨城大学

備 考: 執筆年 2022年

記事ID: d343001z

見出し

 1.はじめに・・・〔1〕
 2.カバークロップの定義とその効果
  (1)カバークロップとは何か
  (2)カバークロップの種類と特徴
 3.カバークロップ導入による耕地への炭素供給と貯留・・・〔2〕
  (1)種類による炭素固定能力の差異
  (2)耕うん様式と土壌炭素の増減・・・〔4〕
 4.農耕地での炭素貯留と炭素クレジット・・・〔6〕
  (1)土壌中に存在する炭素の量
  (2)農地をCO2吸収源として選んでいる国々・・・〔7〕
  (3)排出量をめぐる流通・取引の拡大・・・〔8〕
  (4)わが国の農地の炭素貯留量
 5.カバークロップ利用による温室効果ガスの発生・・・〔9〕
  (1)亜酸化窒素とカバークロップの関係
  (2)CO2と亜酸化窒素との両方からみた評価・・・〔10〕
  (3)水田での利用とメタンの発生・・・〔11〕
 6.カバークロップ利用と持続的生産
  (1)土壌有機物増加(炭素貯留)の効果
  (2)耕地内の養分循環のマネージャーとして
  (3)農家の健全な土つくりの基本技術に・・・〔12〕

キャプション

第1図 夏作栽培における異なる施肥投入量が及ぼす影響(0および100kgN/ha)
第2図 サブタレニアン・クローバの後作と前作裸地圃場での飼料用トウモロコシの吸収窒素量
第3図 ライムギ,ヘアリーベッチおよびクリムソンクローバによる乾物重増加の比較
第1表 カバークロップの種類と乾物重および窒素吸収量
第4図 刈取り時期(3月および4月)と土壌窒素レベルがカバークロップの乾物量に及ぼす影響
第5図 カバークロップ残渣の圃場での分解率の推移
第6図 異なる耕うん方法でのカバークロップ導入による土壌炭素貯留量の推移
第2表 京都議定書3条4項による吸収源の定義
第3表 カンサス州における農法の試行と土壌炭素固定量推定値
第4表 カバークロップと耕うん方法別の年間の土壌炭素貯留の増加率(tCO2/ha/年)
第7図 夏作栽培における異なる施肥投入量(0および100kgN/ha)とカバークロップの利用が亜酸化窒素の発生量に及ぼす影響
第8図 耕うん方法とカバークロップ利用試験圃場における施肥およびカバークロップ残渣による亜酸化窒素の排出係数
第5表 カバークロップと耕うん方法別の年間の亜酸化窒素の直接排出量(tCO2/ha/年)
第6表 カバークロップ吸収窒素の後作物での窒素貢献(kgN/ha)

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