『農業技術大系』土壌施肥編 第8巻 長野・JA信州うえだ+1~長野・JA信州うえだ+9(ページ数:9)

環境保全型農業の地域展開

堆肥と有機質肥料主体の施肥で味重視の完熟リンゴ「クラウンふじ」を生産・販売 長野県上田市・JA信州うえだ〓(やまじょう)果樹部会クラウンふじの会

開始ページ: 長野・JA信州うえだ+1

執筆者: 井ノ口和人(執筆)佐藤政明(改訂)

執筆者所属: 長野県上小農業改良普及センター長野県上田農業改良普及センター

備 考: 執筆年 2019年

記事ID: d308031z

見出し

 1.地域の自然・社会条件と土地利用 ・・・〔2〕
  (1) 気温較差の大きい内陸性の気候
  (2) 標高400〜600m地帯で果樹生産
    市の沿革
    農業
  (3) 農用地が減少,宅地や道路などへ ・・・〔3〕
 2.「クラウンふじ」の成り立ち
  (1) 堆肥と有機物施用による栽培
  (2) 有機栽培による味重視の生産販売
   (1)旧上田市農協で〓(やまじょう)果樹部会が発足
   (2)「クラウンふじ」の販売を開始
 3.環境保全型リンゴ栽培の実際 ・・・〔4〕
  (1) 堆肥を毎年10a当たり2〜4t施用
  (2) 基肥も追肥も有機質肥料主体
  (3) 着果量を通常より2割減らして ・・・〔5〕
  (4) 会員同士の切磋琢磨で品質維持 ・・・〔6〕
  (5) 通常の1.7倍前後の価格で販売 ・・・〔7〕
 4.「クラウンふじ」の今後の課題 ・・・〔8〕
  (1) カリ過剰にも有機100%で対応
  (2) 早期摘果の励行で樹勢を維持
  (3) いかにして生産量を拡大するか
  (4) この銘柄をさらにより高いものに ・・・〔9〕

キャプション

第1図 上田市の位置
第2図 「クラウンふじ」出荷形態
第1表 取組みの実際と技術
第3図 農協(JA信州うえだ)の堆肥センター
第4図 「クラウンふじ」に使われている「果樹堆肥」
第5図 堆肥の原料になる樹皮
第6図 堆肥運搬用トラック
第7図 堆肥の製造・施用の流れ
第2表 バックホー利用組合が所有している土つくり用の機械
第8図 JA信州うえだのオリジナル果樹専用肥料「有機N100%641」
第3表 リンゴの施肥基準
第9図 左側の列が「クラウンふじ」,右側が慣行栽培
第10図 出荷前に全圃場の果実について糖度,蜜入りなどを点検する
第11図 クラウンふじの糖度分布
第4表 「クラウンふじの会」の会員資格と栽培方法
第12図 全員参加による研修会風景
第5表 「クラウンふじの会」活動計画
第13図 出荷前に入れているリーフレット

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