『農業技術大系』土壌施肥編 第1巻 土壌と根圏V+142の2~土壌と根圏Ⅴ+142の14(ページ数:13)

土壌の働きと根圏環境>V 土壌における養分の動態>土壌生物活性と養分供給

有機物連用土壌における物質収支と微生物群の動態

開始ページ: 土壌と根圏V+142の2

執筆者: 片山新太

執筆者所属: 名古屋大学エコトピア科学研究機構

備 考: 執筆年 2005年

記事ID: d161001z

見出し

  (1) 有機物連用効果の科学的解析の必要性 ・・・〔1〕
  (2) 有機物連用土壌の物質収支
  (3) 有機物連用土壌における微生物群の動態 ・・・〔5〕
   (1)呼吸鎖キノンを用いた土壌微生物群衆の動態の解析
   (2)微生物バイオマス ・・・〔6〕
   (3)分類学的多様性
   (4)微生物群の活性 ・・・〔9〕
    各種芳香族化合物の分解ポテンシャル ・・・〔10〕
    農薬に対する分解ポテンシャル ・・・〔12〕

キャプション

第1図 1987年スタート時の土壌断面
第2図 厩肥連用10年後(1997年)の土壌断面
第3図 連用10年後の土壌断面模式図
   キーワード:礫/マンガン斑/鉄
第4図 連用10年後における土壌の三相分布
   キーワード:固相/水相/気相/厩肥区/慣行区/化学肥料区/堆積率/層位
第5図 土のpHの経年変化
第1表 1987年の圃場開設時および10年後(20作後,1997年)の土壌の化学性
   キーワード:pH/EC/全炭素/全窒素/炭素率/無機態-N/CEC/塩基飽和度/有効態リン酸
第6図 窒素収支の経年的変化
第7図 窒素の溶脱状況(単位:kg-N/ha/年)
   キーワード:厩肥/化学肥料/自然富化/土壌への蓄積量/生産物による吸収量/脱窒量/表面流亡/硝酸溶脱
第8図 土壌断面の無機態窒素含量
第2表 連用10年後の生菌数
   キーワード:細菌数/糸状菌数/B/F値
第3表 土壌微生物性バイオマーカーの比較
   キーワード:16S-rDNA/リン脂質脂肪酸(PLFA)/キノンプロファイル
第9図 呼吸鎖キノンの化学構造
   キーワード:ユビキノンの構造式/メナキノンの構造式
第10図 連用10年後のクロロホルム薫蒸抽出法によるバイオマス測定結果
   キーワード:バイオマス炭素
第11図 連用10年後におけるキノンプロファイル法によるバイオマス測定結果
第12図 各区土壌のキノンプロファイル
第13図 呼吸鎖キノンプロファイルの経年変化
第14図 キノンPCA分析値
第15図 グルコース・ペプトンに対する微生物群の応答(化学肥料区土壌)
第16図 微生物の多様性変化
第17図 グルコース代謝微生物群の多様性
   キーワード:キノン
第18図 各種芳香族化合物の分解代謝
第19図 農薬の(殺菌剤クロロタロニル)の微生物分解
第20図 誘導分解法によるクロロタロニル分解に対する細菌と糸状菌の寄与

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