『現代農業』1998年4月号 326ページ~335ページ(ページ数:10)

タイトル

規模拡大・借金時代からの経営再編

40haのダイコン農家より、2haのダイコン農家のほうが儲かるのはなぜか?

スケールデメリットについて考える

執筆者・取材対象: 寺田保

見出し

●40haのAさんは9900円、2haの三浦の農家は49万5000円の収益●反収が少ないと、1ケース当たりのコストがどんどん高くなってしまう●2haから20haにしたのが大間違いだったBさん●スケールデメリットはなぜ起きるのか―面積を減らすと収益が上がる秘密◎原因1・天候の問題―机上の計画通りにはいかぬ◎原因2・過剰な設備投資―雇用が多いと無駄な経費がかさむ◎原因3・畑作りができない―種を播くだけで精一杯◎原因4・栽培管理の手抜き―1粒播きで欠株多。揃い悪くて防除も遅れ◎原因5・経費が大きくなる―反収半分だと経費は倍◎原因6・不良品の出荷で自ら価格引き下げ―B品は経費も大●日本型集約栽培技術が農業を守る

トップへ戻る