『農業技術大系』野菜編 第12巻 施設・資材+48の2~施設・資材+48の11(ページ数:10)

共通技術・先端技術>施設・資材>被覆のタイプと生育環境

新たなマルチ資材

開始ページ: 施設・資材+48の2

執筆者: 大塩哲視

執筆者所属: 兵庫県立農林水産技術総合センター

備 考: 執筆年 2002年

記事ID: y27c027z

見出し

 1.マルチ資材をめぐる背景 ・・・〔1〕
 2.マルチの素材
  (1) ポリエチレン ・・・〔2〕
  (2) 自然崩壊性プラスチック
   (1)生分解性プラスチック
   (2)光崩壊性プラスチック ・・・〔3〕
   (3)その他
  (3) 紙(再生紙)
 3.生分解性マルチの一般的性質
 4.生分解性マルチの崩壊特性と利用事例 ・・・〔5〕
  (1) 崩壊特性
   (1)土質の違いによる影響
   (2)堆肥施用による影響
  (2) 露地野菜での利用事例
 5.生分解性マルチの使用法と注意点 ・・・〔7〕
  (1) 資材の選定・使用上の注意事項
  (2) 問題点 ・・・〔8〕

キャプション

第1表 生分解性プラスチックをめぐる状況の推移
第1図 農業用プラスチックフィルムの年間排出量
第2図 素材によるマルチ資材の分類
第2表 市販の自然崩壊性プラスチックマルチの分類と概要
   キーワード:製品名\材質\提供元
第3図 “グリーンプラ”のシンボルマーク
第4図 マルチの色調と種類による地温の変化
第5図 うねのすそ部におけるマルチの裂開(保温・保水などのマルチとしての機能が低下するほか,風が吹き込み,大破・飛散の原因となる)
第6図 マルチの有無・種類と地温の日周変動
   キーワード:ポリマルチ黒\ビオマルチ黒\エコグリーンマルチⅡ黒\ポリマルチ透明\ビオマルチ透明\エコグリーンマルチⅡ透明
第7図 製品により,崩壊の速度やそのようすは大きく異なる(右:キエ丸,左:マタービー。タマネギ収穫直後,2000年度試験より)
第3表 生分解性マルチの崩壊に対する土質の影響
   キーワード:黒色\透明\ピオノーレ\キエ丸\マタービー\マサ土\細粒黄色土\細粒灰色低地土\黒ボク土
第4表 生分解性マルチの崩壊に対する堆肥施用の影響
   キーワード:黒色\透明\ピオノーレ\キエ丸\マタービー
第5表 兵庫県における生分解性マルチの露地野菜への適用試験事例
   キーワード:レタス\キャベツ\ブロッコリー\ナス\スイカ\中生タマネギ\早生タマネギ\無マツチ\黒色\透明\ピオノーレ\キエ丸\マタービー
第8図 除草剤不使用時の雑草発生状況の一例。左:黒色マルチでは通常,十分な抑草効果が得られる,右:透明マルチは,低温期の作物生育を大きく促進する。しかし,雑草が発生しやすく,土壌処理型除草剤の使用が望ましい
第6表 生分解性マルチの適用性
   キーワード:作物の草姿\栽培期間\使用条件\栽培面積
第7表 ポリマルチと生分解性マルチの比較(2002年現在の状況)

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