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検索結果:1960件のデータが見つかりました。(6件のビデオが含まれます)

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    なばのからせ漬け(大分県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 68ページ

     きのこの辛子漬けのことを「なばのからせ漬け」と呼びます。使うきのこは何でもよいですが、大分では、家の近くの山で栽培している椎茸でつくることが多いです。干し椎茸を使うと一年中つくれるうえ、歯ごたえもよくなります。噛むと甘辛く煮た椎茸のうま味が広がり、辛子の辛みがあとをひきます。ご飯の供にもお茶うけ……

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    松前漬け(北海道)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 77ページ

     昆布とするめを細切りにして醤油たれに漬けこんだ松前漬けは、松前の各家庭で一年中つくられます。昆布は、松前地方特産の「ホソメ」と呼ばれるものです。町の施設には松前漬け用の裁断機があり、正月が近づくと家庭ごとにホソメと新物のするめを持って切りに行きます。正月以降に食べる分もふくめ1年分を切るので、1……

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    茎わかめの漬物(宮城県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 78ページ

     千島海流と日本海流、対馬海流の三つの海流が流れこむ三陸沿岸は、水温や水流など、わかめの生育に適した環境がそろっており、昔から養殖がさかんな地域です。山々の雪解け水が注ぐ海は栄養分も豊富で、歯ごたえのよい、香り豊かなわかめが育ちます。 出荷されるのは主にわかめの葉の部分です。地域の人たちは残った根……

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    いかにんじん(福島県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 79ページ

     県北地域や中通り、会津など県内各地で広く食べられている家庭料理で、松前漬け(『漬物・佃煮・なめ味噌』p77)のルーツともいわれています。基本はせん切りにしたにんじんと細切りのするめを醤油味の調味液に漬けるシンプルなものですが、しょうがや昆布、ひじき、白ごまなどを加えたり、砂糖を入れなかったりと各……

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    にしんずし(福井県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 80ページ

     にしんと大根を麹で漬けこんだ、旨みの深い保存食で、江戸時代からつくれらてきたと伝えられています。にしんは、昔は大量に水揚げされた貴重なたんぱく源であり、麹と漬けることで野菜に旨みやコクを与えました。かつては夏もきゅうり、なす、うりなどと一緒に漬けたにしんずしをつくりましたが、最近では気温が高く発……

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    わかさぎの佃煮(秋田県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 84ページ

     かつて八郎潟《はちろうがた》は琵琶湖に続く、日本で2番目の面積を誇る汽水湖で、漁獲量も豊富でした。よくとれる小魚は新鮮なうちにも食べましたが、塩辛や佃煮にして保存もしました。八郎潟町に嫁いだ方から当時の食事をうかがうと、白飯、味噌汁、雑魚《ざっこ》の煮つけ、おひたしが食卓を飾り、甘辛に仕上げた潟……

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    あさりの佃煮(千葉県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 86ページ

     東京湾の最奥部、江戸川を隔てて東京都と接する市川市行徳《ぎょうとく》は、江戸時代には塩田が設置され、水上交通の要所でもありました。川と海に囲まれて環境がよく、のり、あさりがよくとれました。むきみ屋さんがあったり、あさりの串焼きも売っていたそうです。道路脇に貝殻の道ができるほど、あさりを食べていま……

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    のりの佃煮(東京都)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 87ページ

     東京湾ののりは「浅草のり」が知られていますが、大田区大森海岸でも昭和30年初め頃まで養殖場がありました。11月頃になると収穫が始まり、この時期に収穫された新のりは色、香りもよく、おつかいものとされました。初冬から冬にかけて収穫が続き、2月末頃には最盛期も過ぎ、町全体がなんとなく静かになったといい……

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    小鮎の山椒煮(滋賀県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 88ページ

     県内各地には湖魚《こぎょ》を煮つけて食べる習慣が根づいています。湖魚にはイサザ、モロコ、ゴリなどさまざまな魚がいますが、よく食べられているのが小鮎です。小鮎とは琵琶湖内で育った鮎のこと。普通、川で育った鮎は20㎝ほどになりますが、小鮎は成長しても10㎝ほどの大きさで、煮ると骨までやわらかく、丸ご……

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    いかなごのくぎ煮(兵庫県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 90ページ

     兵庫県の瀬戸内沿いの春の風物詩です。いかなごは「玉筋魚」と書きますが、地元では「春告魚」とも書きます。スズキ目イカナゴ科の魚で、かますに似ているのでかますごと呼ばれることもあり、関東ではこうなご(小女子)と呼ばれます。 毎年2月下旬頃から4月頃にかけていかなご漁が行なわれ、新子と呼ばれるその年に……

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    山椒の佃煮(兵庫県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 92ページ

     丹波には黒豆や栗など多くの名産がありますが山椒も有名で、丹波の大名たちは丹波焼きの山椒壺に生の山椒や塩漬けを詰めて将軍家へ献上したそうです。このあたりでは、江戸時代から県北部の但馬《たじま》(養父《やぶ》市)の棘《とげ》がなく実が大粒の朝倉山椒を導入して、栽培が広がりました。江戸時代中期の百科事……

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    こぼっさき(鹿児島県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 93ページ

     薩摩半島の西南端にある坊津《ぼうのつ》町で受け継がれてきた伝統的な保存食です。地元の人が発音すると「こぶっさっ」「こぶっしゃ」「こぶっしゃき」になります。かつおを炭火で焼いてから醤油と砂糖で何時間も煮る、時間と手間のかかる料理で、ハレの日には家長の嫁がひとりでつくるものでした。十分に火を入れてい……

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    ゆべし(長崎県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:漬物・佃煮・なめ味噌 102ページ

     壱岐は、長崎県北部に位置し、福岡県と対馬市の中間地点に浮かぶ離島です。ゆべしは庭先に植わっているゆずで昔からつくられています。ゆずの皮を佃煮風に煮た保存食あるいは調味料で、昔から各家庭の食卓に欠かせません。 つくるのはゆずが色づく11月頃。長く保存できるので、たくさんつくって年中食べます。よく練……

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    紅葉漬け(岩手県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:年取りと正月の料理 96ページ

     三陸沿岸では鮭の身とはらこ(いくら)の醤油漬けを紅葉漬けと呼びます。秋から冬にかけてつくられる郷土料理で、年末に漬けこみ、正月の酒の肴とされてきました。 鮭は太平洋から三陸沿岸の河口に戻り、川への遡上前が、脂肪がとくに多くおいしいとされています。産卵後は脂肪もたんぱく質も減り品質が落ちるので、紅……

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    おくずかけ(宮城県・お盆)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 46ページ

     おくずかけ(お葛かけ)は、かたくり粉などのでんぷんでとろみをつけた具だくさんの汁物で、宮城県の代表的な郷土料理です。禅宗の普茶料理の「雲片《うんぺん》」(細かく切った野菜をくずでとじたもの)をまねたともいわれており、もともとは寺院で食べる精進料理でした。それが家庭に広まってお盆やお彼岸に食べるよ……

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    つぼん汁(熊本県・秋祭り)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 66ページ

     県南部の人吉・球磨《くま》では、地域ごとに親しまれている神社があり、多良木町の天満宮なら「天神さん」、湯前町の里宮神社なら「里宮さん」と呼ばれます。各神社の秋祭りのごちそうに決まって出されるのがつぼん汁です。里芋やにんじん、ごぼう、鶏肉や焼き豆腐などを小さく切って煮た具だくさんの汁もので、食べる……

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    ざく煮(群馬県・えびす講)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 67ページ

     えびす講や節分などにつくる祝いの汁で、大根、にんじん、ごぼう、里芋などを大きく切り、昆布だしで煮こんで汁とともにいただきます。じっくりと煮た根菜のおいしさが溶けこんだ濁りのない汁は、寒い季節のごちそうです。 えびす講の日には「今日はおざく煮よ」と祝い膳がつくられます。新米を炊き、ざく煮、尾頭つき……

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    えびす講料理(神奈川県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 68ページ

     平野部で水田が広がる伊勢原市小稲葉《こいなば》では、11月20日はえびす講です。1月から働きに出ていた恵比寿様と大黒様が家に戻られる日なので、2人分の料理やお酒を床の間に用意し、この一年に感謝し、来年の豊穣と繁栄を願います。 お供えするのは赤飯とけんちん汁、尾頭つきの魚、なます、煮しめ、煮豆、み……

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    菓子椀とつぎ汁(岐阜県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 94ページ

     郡上《ぐじょう》市の明宝《めいほう》地区で、行事やもてなしの際につくられる、砂糖が入った甘さのある料理を2種、紹介します。砂糖が貴重だった時代に、甘い汁は特別なごちそうでした。 菓子椀は、報恩講や法事をはじめ、節句のお祝いなどさまざまな行事でつくられます。具材を一つずつ味つけし、甘い汁をかけます……

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    いとこ煮(山口県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 103ページ

     薄い醤油味の汁に甘く煮た小豆が入ります。デザートではなく、料理の一品として冷まして供されます。萩市とその周辺の地域の郷土料理で、祝いごとや法事など冠婚葬祭の膳についていました。日本海に面する萩は毛利三十六万石の城下町なので小豆は切腹してはいけないといわれ、小豆の皮を破らないよう煮上げるのが特徴で……

  • 501

    柏椀(山口県)

    • 日本の家庭料理
    • 日本の家庭料理:四季の行事食 104ページ

     昔から冠婚葬祭のときによく出された料理で、長門市や萩市、山口市に伝わる伝統食です。「柏椀」と書いて「かしわん」と読む呼び名の由来は、地元で聞いてもわかりませんが、江戸時代の京阪では大型の汁椀のことを菓子椀と呼び、魚や鶏肉、野菜など具だくさんの汁ものを入れていたので、それに由来するのではないかと思……

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    群来るにしんを追って――西海岸の食概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事> 0.13ページ
    • 執筆者: 千葉 寛
    • 地域: 
    • 地域区分:西海岸の食
    • 内容区分:カラーページページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
  • 503

    豆入りきび飯とにしんの塩焼き――日常の食生活概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>春――雪解けとともに農耕のはじまり 33ページ
    • 執筆者:山口栄子 千葉 寛
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:四季の食生活ページ数(ポイント数):5専門館:食・くらし/こども
  • 504

    おすし概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>米 58ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
  • 505

    鶏五目飯概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>米 59ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
  • 506

    五目豆概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 67ページ
    • 執筆者:山口栄子 千葉 寛
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
  • 507

    大豆のふりかけ概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>大豆 68ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
  • 508

    うずら豆の変わり煮概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>その他の豆類――うずら豆、金時豆、大手亡など 69ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
  • 509

    いもすりだんご概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>ごしょいもとかぼちゃ 71ページ
    • 執筆者:山口栄子 千葉 寛
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):1専門館:食・くらし/こども
  • 510

    いもおやき概要

    • 食全集
    • 出典:北海道の食事>ごしょいもとかぼちゃ 71ページ
    • 執筆者:山口栄子
    • 地域:上川郡清水町 
    • 地域区分:道東十勝の食
    • 内容区分:基本食の加工と料理ページ数(ポイント数):2専門館:食・くらし/こども
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