第8巻 共通技術


カラー

カラー口絵

適地と環境

環境と適地

自然環境と適地のとらえ方

果樹の生態的条件と適地

温州ミカンベルト地帯と環境

カンキツ地帯比較論

地域性とリンゴの栽培方式

土壌の特性とナシ栽培技術

モモ産地の盛衰と適地

気象災害と発生機構

凍害

霜害

寒害

寒風害

雪害

風害

干・湿害

雹害

強風害・潮害

気象的適地判定法

温暖化の影響と対策

地球温暖化が果樹栽培に与える影響と対策

カンキツグリーニング病

果樹カメムシ類

温州ミカンの浮皮対策

ブドウ(無核巨峰)の着色不良と環状剥皮

ナシの休眠・開花への影響

モモの果肉異常(みつ症)と対策

クリの凍害と株ゆるめ処理,糖蜜処理

新たな株ゆるめ処理によるクリの凍害軽減

クリ幼木の高うね栽培およびマルチ被覆による凍害軽減

温度変換日数法によるリンゴとカキの開花期の推定

ニホンナシの導管液ソルビトール含量に基づく休眠覚醒時期判定法の開発

落葉果樹の晩霜害と発生予測による回避法

西南暖地におけるニホンナシ発芽不良の原因と対策

生育と樹勢調整

樹勢・樹相のとらえ方

ミカン(樹勢・樹相のとらえ方)

リンゴ(樹勢・樹相のとらえ方)

ナシ(樹勢・樹相のとらえ方)

ブドウ(樹勢・樹相のとらえ方)(1)

ブドウ(樹勢・樹相のとらえ方)(2)

ブドウ(樹勢・樹相のとらえ方)(3)

 樹体内水分条件の非破壊計測に基づく土壌水分管理

モモ(樹勢・樹相のとらえ方)

樹勢と樹体栄養,ホルモン

果樹の生育と植物ホルモン

樹勢調整と技術

樹勢調節からみた整枝・剪定

摘果基準の考え方

樹勢調整の技法

草生管理

草生栽培をめぐる新研究

草生栽培と土壌微生物相

草種とアレロパシー

雑草を活かした草生栽培

果樹園の雑草植生と園地条件

草生栽培と害虫,天敵の管理

ナギナタガヤ草生による省力化と土壌への有機物補給

草刈機のタイプと利用

草生栽培の実際

カンキツ−草生栽培

リンゴ−草生栽培

ブドウ−草生栽培

ナシ−草生栽培

モモ−草生栽培

モモ園の長期的な雑草草生栽培の効果

カキ−草生栽培

草生栽培事例

ナギナタガヤの利用

ライムギ・ベッチ混播・雑草の輪作(ブドウ)

天敵を利用した防除技術

天敵を主体とした果樹のハダニ防除

リンゴ(天敵を主体とした果樹のハダニ防除)

ナシ(天敵を主体とした果樹のハダニ防除)

オウトウ(天敵を主体とした果樹のハダニ防除)

施設ブドウ(天敵を主体とした果樹のハダニ防除)

施設栽培の生理と応用

施設栽培の技術動向と課題

施設果樹の経済性

施設環境と樹の生育

施設環境と樹の生育

落葉果樹の休眠と低温要求性

温州ミカンの花芽分化の生理とその制御

温州ミカンの休眠現象と花芽分化

施設の種類,構造と環境

共通技術

繁殖方法,苗木生産

接ぎ木

挿し木,取り木

苗木生産の手法と増殖効率

育種法

育種法の基本

民間育種家の育種法

  ブドウ(民間育種家の育種方法)

  モモ(民間育種家の育種方法)

  落葉果樹(民間育種家の育種方法)

DNAマーカーによる分析法の活用

  品種判別・親子鑑定

植物成長調整剤の利用

常緑果樹での利用(植調剤)

落葉果樹での利用(植調剤)

果樹作業に使用する機械,道具

果樹栽培の作業と機械

ロボット草刈機による除草管理

整枝・剪定用機械

草生管理用機械(草刈機,刈払機)

防除用機械

ドリフト低減型防除機の特徴と防除効果

着果・着色管理用機械・器具−高所作業台車を中心に

運搬用機械(運搬車,モノレール)

作業者装着型装置(パワーアシストスーツ・器具)

貯蔵,出荷,加工

貯蔵施設とその利用

貯蔵の基礎

貯蔵施設の特徴と利用

  簡易貯蔵

  常温貯蔵

  低温貯蔵

  CA貯蔵

  MA包装

  氷温貯蔵(CF貯蔵)

  冷温高湿貯蔵

1-MCPを利用した貯蔵・出荷技術

  1-MCPの作用機構とその利用

  リンゴでの利用(1-MCP利用)

  ナシでの利用(1-MCP利用)

  カキでの利用(1-MCP利用)

  大谷石採石跡地利用の貯蔵法

  貯蔵容器

  貯蔵管理による生理障害

出荷技術

出荷技術の基礎

  果実の選果工程

出荷技術の基礎/近赤外吸収による青果物の品質選果

  糖度選別機(光センサー)の原理と実際

出荷技術の基礎/出荷容器

  段ボール(出荷容器)

  発泡スチロール容器(出荷容器)

出荷技術の基礎

  輸送と荷いたみ

  予冷方式とその特徴

  鮮度保持剤の利用

  果実(カンキツ)の出荷規格とその問題点

  カットフルーツ(リンゴ)の鮮度保持技術

鮮度保持と出荷技術

  カンキツ(鮮度保持と出荷技術)

  リンゴ(鮮度保持と出荷技術)

  ブドウ(鮮度保持と出荷技術)

  ナシ(鮮度保持と出荷技術)

  西洋ナシ(鮮度保持と出荷技術)

  カキ(鮮度保持と出荷技術)

  オウトウ(鮮度保持と出荷技術)

  ウメ(鮮度保持と出荷技術)

  モモ(鮮度保持と出荷技術)

  ビワ(鮮度保持と出荷技術)

  イチジク(鮮度保持と出荷技術)

  キウイフルーツ(鮮度保持と出荷技術)

加工

加工の基礎知識

果実の加工適性

  温州ミカン(果実の加工適性)

  中晩生カンキツ(果実の加工適性)

  モモ(果実の加工適性)

  ウメ(果実の加工適性)

  ナシ,西洋ナシ(果実の加工適性)

  リンゴ(果実の加工適性)

  ブドウ(果実の加工適性)

  ビワ(果実の加工適性)

  クリ(果実の加工適性)

  パイナップル(果実の加工適性)

  ブルーベリー(果実の加工適性)

果物摂取の意義と健康機能性

日本人の健康と果物摂取の意義

落葉果樹の健康機能性成分

常緑果樹の健康機能性成分

外国の技術事情

外国の技術事情

カンキツ・アメリカを中心に(外国の技術事情)

リンゴ(外国の技術事情)

ニュージーランドのリンゴ事情

アメリカ合衆国のリンゴ事情

ブドウ・アメリカ合衆国を中心に(外国の技術事情)

モモ・アメリカ合衆国を中心に(外国の技術事情)

スモモ・アメリカ合衆国を中心に(外国の技術事情)

アンズ・アメリカ,カナダ(外国の技術事情)

クリ・中国 華北地方(外国の技術事情)

オウトウ・イタリア(外国の技術事情)

キウイ・ニュージーランド(外国の技術事情)

ブルーベリー(外国の技術事情)

海外の果実消費と輸出戦略

果実の輸出戦略

台湾における果実消費・流通と日本産果実の輸出

東南アジアの果実消費と輸出

果実の輸出と検疫

害虫の除去方法

果実の輸出戦略と鮮度保持技術

観光農園

日本最大級の「雨よけさくらんぼ」○樹形,品種構成,園内設備など顧客満足度を最優先経営 ○園内販売,地方発送,直売,加工など販売の多角化でリスク分 ○徹底した土つくりと植え穴改良散北海道芦別市 (有)大橋さくらんぼ観光農園
立地条件を活かした観光果樹とクリーン農業で消費者ニーズをつかむ○果樹8品目とイチゴを組み合わせて6月から11月まで開園 ○修学旅行の学生などを招いた食育活動に取り組む ○フェロモン剤などの利用で減農薬栽培北海道有珠郡壮瞥町 浜田英彰(57歳)
傾斜地を活かしたロケーションを楽しめる観光農園○オウトウを中心に西洋ナシ,ブドウ,リンゴ ○オリジナル品種の育成(西洋ナシ:月味)でここにしかない果物を提供 ○ステビア農法などをとり入れた完全有機質肥料栽培山形県上山市 うばふところ(佐藤和美)
果物狩りから直売所,バーベキュー施設,市民農園まで展開○クリ・ブドウ・ナシ・カキにブルーベリーで年間6か月の果物狩りが可能に ○クリの殺虫に温湯方式を導入して安全・安心なクリを提供 ○圧力式の焼き栗機でつくる焼き栗が人気を呼ぶ茨城県かすみがうら市 (有)福田グリーン農園
完熟フルーツ販売へのこだわり○‘ふじ’を中心に12品種を導入 ○プルーン,スモモ,モモなど省力果樹との組合わせ ○雪中貯蔵の‘ふじ’をゴールデンウイークに販売群馬県沼田市 松井りんご園
ミカンのオーナー制度を核にした観光農園○オーナー制度とミカン狩り,直売を組み合わせた観光農園 ○菜の花など景観作物の導入で来園者数が急増 ○安全で収穫しやすい樹高2mの低樹高仕立て神奈川県松田町 内藤園(内藤信明)
多品目多品種で6月から11月まで果物狩りができる○すべての樹種で垣根仕立てを導入 ○“味”重視の栽培でリピーターが急増 ○ホームページの開設や新品種の育成などで話題づくり山梨県南アルプス市 塚原山フルーツ農場
観光果樹園を核に各種施設を併設○釣堀,バーベキューハウス,資料館,加工品の販売 ○高接ぎによる新品種導入と豊富な品揃え 無農薬で栽培が容易な人気のブルーベリー長野県小諸市 (有)松井農園 松井衛(74歳)
食糧・教育・社会・文化を主軸にした事業展開○400種の体験学習プログラム ○地域との協同,他産業・各種グループとの協同 ○キウイフルーツ80品種,自家開発品種50種静岡県掛川市 「体験学習農園」キウイフルーツカントリーJapan
品目を増やして期間延長,経営難克服○クリ,ブルーベリー,リンゴ,ブドウ,オウトウ ○レストラン,直売所,遊びの広場,バーベキュー ○とりたて果実でオリジナルジェラート滋賀県高島市 マキノピックランド
13種類の果物で10万人の観光客を呼び込む○企業的手法を取り入れて若者たちを呼び込む ○摘み取り6割,直売・加工4割の経営 ○ブドウはX字型樹形に短梢剪定で省力化広島県三次市 フルーツの森ひらた(有)平田観光農園
味にこだわった巨峰の有核栽培○もてなしの心を形にした施設類 ○吊り棚方式と立地の活用 ○着房制限による品質維持愛媛県内子町 冨岡孝宏(40歳)
「企画」し「もてなす」観光果樹園○ブドウは品種の品ぞろえ,カキは渋ガキも活用 ○花見とガーデニング,バーベキュー ○いろりの部屋,加工場とティールーム福岡県久留米市田主丸町 萬山望・高山果樹園