日本農書全集
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第7巻
>農稼業事
農稼業事
のうかぎょうじ
上巻
自序
早稲の雌穂の特徴とその図解
苗代の施肥
播種の方法
田植え前の施肥耕し方
田植えの「手初め」と栽植密度
田植え後、夏土用、秋までの水のかけひき
田の草取りとイモチ病や虫害の防除
中稲の雌穂の特徴とその図解
中稲の雄穂の特徴とその図解
たいへんすぐれた穂の特徴とその図解
種子の更新について
いや地について
川岸などの湿地帯にある水田での稲作りの秘伝
田植え時期と旱ばつとの関係
菜種跡の苗の植え方
長い芒のある種子の採種法
秋落ち(稲おち)を防ぐ心得と稲の掛干しの効用
白穂(きょろ)を出さない方法
種籾の浸漬と芽出し、播種、植えつけまで
あとがき
補記
上巻 付録(一)
農民の心得二十七か条
補記
上巻 付録(二)
稲の掛干しの仕方とその利点
掛干しによる増収米の利益見積書
中巻
綿の栽培法
雌雄の別について
中巻 付録
害虫とその防除法
播種の適期と整地の仕方
解題(1) 『農稼業事』の内容と特徴
一、はじめに
二、『農稼業事』の構成と内容
三、『農稼業事』の稲作技術
四、稲および棉の雌雄説
五、おわりに
解題(2) 『農稼業事』著作と大蔵永常との関係
一、はじめに
二、『農稼業事』の著者、著者への九つの疑問
三、現在までの『農稼業事』・児島如水の紹介記事
四、『農稼業事』異本のかずかず
五、本来的な『農稼業事』の検討
六、『農稼業事後編』著作と大蔵永常の経歴
七、児島如水・徳重と大蔵永常との関係
八、「上巻附録 懸ほしの弁」筆者の推測
九、大蔵永常の本つくりと施本主の性格
一〇、『農家益』『農稼業事』の目次に見る特色
一一、『農稼業事』の反響と各種ダイジェスト版
一二、海賊版?『農術広益録』
一三、「不動のゐます山・不動ずみ」の所在と「如水・徳重」の名前
一四、「中巻 草棉、草棉附録」著者の推測
一五、「上巻」「上巻附録 農人常々心得の事」著者の推測
一六、永常が名を伏せた理由
一七、おわりに
解題(付)
一、調査の動機
二、調査方法とその結果
三、結論