農稼業事

口絵

農稼業事<のうかぎょうじ>

稲の雌穂・雄穂を図説,稲作技術や掛干し収納の法を説き,さらに綿栽培の実際を解説して,当時の農業に新風を吹きこんだ。多肥集約農業の矛盾に悩む近世農業の実態がリアルにみえてくる。

農業余話(摂津)<のうぎょうよわ>

陰陽五行説の学理により農業および作物・家畜を解説した代表的著作。著者は摂津国の農学者で農事試験圃をもち,自ら作物の試作に当たった。作物雌雄説でも一見解を示す。