つわぶきは海に面した暖かい日南地方に多く見られ、地元ではつわと呼びます。食べるのは産毛のような細かい毛がついている若い芽の茎で、新しい芽が出始める2月から4月にかけて採取します。産毛をとり除き、皮をむき、アク抜きをしてと手間がかかりますが、つわのほろ苦さは春の味として親しまれてきました。 つわぶ……