山梨県のぶどう栽培は江戸時代から記録があり、おもに生食用として栽培されてきました。その後、第二次世界大戦中は軍事用としてのワイン生産が奨励され、ぶどう生産はワインのためとなりました。これはワイン中の酒石酸が敵の潜水艦を探知する音波探知機製造に必要なロッシェル塩の原料となったためです。昭和30年代……