県北で鳥取県と境を接する蒜山《ひるぜん》では、どじょうをすき焼きのように炒め煮にしたり、味噌仕立ての汁にして食べます。料理名はどじょうが鍋の中でてんてこ、てんてこと跳ね回る様子から名づけられたと伝わっています。 蒜山は高原地帯で、冬は積雪が多く、夏の日中は暑いですが日陰に入ると過ごしやすくなりま……