博多では春になると、スズメダイが鮮魚店に並びます。この魚の両面にたっぷりと塩をふり、数時間おいてからじっくりと炭火で焼いたものが、あぶってかもです。焼くことを福岡では「あぶる」といい、焼いたものをそのまま噛む、つまり「噛もう」ということで名づけられました。「焼いたらカモのような味がする」のでこう……