諏訪地方でお盆や秋の彼岸に食べられているハレの食です。枝豆や油荏《あぶらえ》(えごま)をすった甘いたれを「ぬた」と呼び、半つきくらいにつぶした(半殺しとよぶ)ご飯と一緒に食べます。半殺しにしたご飯を茶碗に盛り、甘いぬたをかける、おはぎのようにご飯を丸めてそのまわりにぬたをつける、茶碗の底にもぬた……