黄色いもちあわがきれいな赤飯は、山梨と埼玉の県境にある奥多摩町で食べられてきたものです。この地域は山間部で稲作ができないため麦やそば、あわ、きびなどの雑穀が多くつくられ、普段はひき割りの大麦を混ぜた麦めしなどの雑穀めし、秋にはさつまいもや栗を入れて楽しみました。子どもたちは甘いさつまいもだけを選……