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カラシナすき込み(からしなすきこみ)

カラシナのように辛味成分を持つアブラナ科作物をすき込んで土壌病害を抑制する新しい防除法。辛味成分のグルコシノレートが土中で加水分解すると、イソチオシアネートというガスが発生する。イソチオシアネートは、肺ガンや直腸ガンなどのガンを抑えるという研究もある機能性成分だが、土壌消毒剤のバスアミドの成分と同じ仲間でもある。アブラナ科作物には、少なからず辛味成分が含まれているが、中でもカラシナ類、とくにチャガラシに多く、トマト青枯病の試験では、バスアミドよりも効果があった。


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