一季成りと四季成りイチゴによる高設栽培 | ○‘けんたろう’と‘夏実’を組み合わせた「檜山方式」による養液土耕栽培 ○‘夏実’で4t/10aの安定収量 ○自家育苗「籾がら採苗」による苗コスト低減と無病苗の安定確保 | 北海道爾志郡乙部町 (有)宮田農園(宮田 仁) |
幸玉・露地多年生栽培 | 土つくり-輪作-隔離育苗による省力多収技術 | 北海道虻田郡洞爺村 佐伯利彦さん(52歳) |
盛岡16号・ハウス早熟栽培,露地栽培 | 無仮植育苗,断根で花芽分化安定,毎年親株導入 | 岩手県紫波郡 今川善久さん(45歳) |
すずあかね・夏秋どり養液栽培 | ○高温期でも着果が安定しているすずあかねの導入 ○雇用を取り入れた182aの大規模経営 ○天敵などの利用で農薬の軽減 | 宮城県刈田郡七が宿町 (有)杜のいちご(山口雅之) |
地域のモデルとして東日本大震災からの産地復興を牽引 | ○栽培環境の変化に対する不安と多方面からの支援 ○独立したプランターによる高設養液栽培 ○温風暖房機による4段サーモの加温設備とクラウン加温 | 宮城県亘理郡亘理町 亘理いちごファーム |
とちおとめ,もういっこ・超促成栽培,促成栽培 | ○ウォーターカーテンと空気膜二重構造ハウスを組み合わせた省エネ栽培 ○保温性向上による増収と早期出荷 ○炭酸ガス発生装置で上位等級品増加 | 宮城県亘理郡山元町 菊地義雄(59歳) |
とちおとめ・促成栽培 | ○環境測定器の導入による環境制御の変更と生育改善 ○自動灌水装置・不耕起栽培なども含めた総合効果 ○食味の良さを土台にした多様な直売形態 | 福島県須賀川市 小沢充博(おざわ農園)(44歳) |
女峰・促成栽培 | ○生の有機物多投と有機質肥料による入念な土つくり ○苗づくりの早期化,栽培管理の工夫で早期出荷 ○極力有機物で病害虫防除,無農薬栽培への接近 | 福島県郡山市 厚海孝道(54歳) |
とちおとめ・早期夜冷育苗栽培(無電照) | ○堆肥を含めた基肥管理と液肥による追肥 ○定植前後の灌水管理で不定根の発生促進 ○厳寒期の地温確保で連続出蕾・連続出荷 | 栃木県下都賀郡壬生町 三上光一(65歳) |
とちおとめ・夜冷育苗栽培(夜冷2回転+ウォーター夜冷) | ○作型の組合わせによる安定多収 ○生産力の高い苗つくり・株つくり ○秋冬の低温を利用した生育コントロール | 栃木県河内郡上三川町 上野忠男(71歳) |
とちおとめ・全株一斉早期夜冷 | ○体力のある苗で頂果房の花数50以上を確保 ○電照とジベレリンを駆使して連続収穫 ○灌水,葉かきなど,こまめな管理で病害予防 | 栃木県真岡市二宮地区 保坂秀樹(51歳) |
ハウス半促成栽培・地中暖房方式 | ウイルスフリー株-大苗-保温管理-良果増収の安定技術 | 埼玉県久喜市 日下部清さん(48歳) |
ダナー・半促成遮光栽培 | パイプハウスでイネと輪作,根づくり第一の管理 | 埼玉県久喜市 塩崎菊久寿さん(48歳) |
とよのか,アイベリー・促成栽培 | ○ビニール被覆下で大苗を定植,多収をねらう ○ケーキ用契約栽培はNFT式水耕栽培 ○国道沿いの直売小売りで安定販売 | 千葉県君津市 常住知良(34歳) |
麗紅・電照促成栽培 | 宝交早生との組合わせ,12月から6月まで長期間連続出荷 | 千葉県東金市 保ケ辺泰雄さん(-歳) |
芳玉・促成栽培 | 高冷地・冷水育苗で花芽分化促進,11月下旬~7月上旬の長期収穫 | 神奈川県秦野市 相原潔さん(42歳) |
ミツバチイチゴ・ハウス促成栽培 | 夏期の土つくり,蒸し込み,ジベ処理で良品多収 | 神奈川県海老名市 米山誠さん(41歳) |
四季成り性品種(サマーフェアリー)による夏秋イチゴ栽培 | ○「とこはるシステム」を中心とした高設栽培システム ○秋どりと春どりの苗から自家育苗 ○定植をずらして作業と収穫の集中を分散 | 徳島県三好郡東みよし町 野田清市(63歳) |
積雪寒冷地・露地栽培 | 株の生育をセーブ・大果を多収 | 新潟県南蒲原郡中之島村 大野友栄さん(36歳) |
宝交早生・株冷蔵無加温半促成栽培 | 水田転作,そろった中苗育成,シマハナアブで奇形果減少 | 新潟県新潟市 古泉一雄さん(49歳) |
紅ほっぺ・促成栽培 | ○収量を左右する腋花房の花芽分化と分化後の温度管理 ○日中のCO2施用 ○経営の決め手となる雇用体制強化 | 静岡県掛川市 佐々木敦史(40歳) |
紅ほっぺ・育苗した苗をそのまま栽培ベンチに置いて収穫をするDトレイ栽培 | ○育苗施設が不要,定植作業も不要な省力高設栽培システム ○1株当たり300mlの少量培地,少量多回数給液で高品質・多収生産 ○人間工学の考え方をとり入れた収穫作業の合理化と省力化 | 静岡県菊川市 三倉直己(55歳) |
女峰・促成栽培 | ○一株一芽管理で大玉収穫,パック数よりも品質重視 ○根の消耗が少ない長距離ランナー型生育を実現 ○収穫株をそのまま母木としてポット育苗 | 静岡県榛原郡相良町 藤野勝司(48歳) |
宝交早生・高冷地育苗電照促成長期栽培 | 高畦で根圏拡大,腋花房重点の管理 | 静岡県田方郡韮山町 山口利秋さん(52歳) |
堀田ワンダー・石垣促成栽培 | 山上げ健苗育成-連続出蕾-奇形果防止で早期多収 | 静岡県清水市 中村清雄さん(42歳) |
とちおとめ・連続うね利用栽培 | ○連続うね利用栽培による省力化 ○追肥主体の施肥管理により高品質・高収量を実現 ○新作型の確立への挑戦 | 愛知県額田郡幸田町 藤江充(77歳) |
女峰・超促成,促成栽培 | ○反収6t,11~5月のコンスタントな出荷 ○夜冷中は疎植で苗の活力維持-11月の果数と12月の大玉確保 ○低温管理が可能な株づくりで,担果能力が持続 | 愛知県額田郡幸田町 貝吹満(54歳) |
章姫・土を使った養液栽培「少量土壌培地耕」による高設栽培 | ○水田土壌の土の力(緩衝能)を使った養液栽培 ○無加温・無電照・無培地加温・簡易養液処方による低コストで安定した栽培を実現 ○栽培1年目から収量確保 | 滋賀県犬上郡甲良町 松宮悟(59歳)・しげ子 |
明宝・電照促成栽培 | 果重型品種の特性を生かし増収 | 兵庫県明石市 橋本昭治さん(50歳) |
アスカルビー・苗の間欠冷蔵処理 | ○花芽分化促進方法として間欠冷蔵処理の導入 ○早期出荷と作業分散,収量も28%増 ○夜冷短日処理,低温暗黒処理の問題点を低コストで解消 | 奈良県天理市 仲西芳美(64歳) |
アスカルビー・古都華,促成栽培 | ○ハウス内環境を整えて快適作業,高い大果率・秀品率 ○温度制御,クラウン部加温,二酸化炭素施用 ○味が評価され高級果実販売店へ直接販売 | 奈良県大和郡山市 谷野隆昭(59歳) |
宝交早生・無加温促成栽培 | 無電照,大苗育成,ずらしの徹底,固形肥料深層施用-7年連作 | 山口県熊毛郡大和町 林正さん(57歳) |
宝交早生・株冷蔵抑制長期どり栽培 | 促成栽培の古株利用-土つくり,温度管理で大果5tどり | 山口県山口市仁保 太田松衛さん(43歳) |
女峰・香川型イチゴピート栽培システム(らくちんシステム) | ○作業効率・生産性を併せもつ画期的なシステム ○多様化する顧客ニーズに対応できる販売方式 ○甘味・酸味・コクのある品種‘女峰’へのこだわり | 香川県木田郡三木町 苺ファーム森本 |
女峰・高設栽培「らくちん栽培」 | ○女峰による,業務用と生食用併用出荷で経営安定 ○健苗育苗と夜冷栽培で年内安定収穫を確保 ○らくちん栽培による省力作業と作業姿勢改善 | 香川県三豊郡山本町 岩倉青助 |
宝交早生・短期株冷蔵半促成栽培 | 若苗育成-高畦栽培-摘蕾摘果で株づかれを防ぎ大玉生産 | 香川県綾歌郡綾南町 牛尾清さん(44歳) |
さちのか・養液土耕栽培 | ○施肥・灌水の自動化で省力化を実現 ○スターターとしての基肥の施用で安定した生育 ○カビを発生させない点滴チューブの設置 | 徳島県阿南市 湯浅忠重(65歳) |
芳玉・電照促成栽培 | 着果数を抑え大果をねらう-よい土と間欠電照で休みなく長期出荷 | 徳島県徳島市名東町 稲木孝則さん(29歳) |
レッドパール・低コスト「るんるんベンチ」高設栽培 | ○直管パイプによる架台と波トタンの栽培槽 ○籾がらやバーク堆肥を培用土に活用 ○土耕の栽培技術を生かせる | 愛媛県北宇和郡三間町 赤松 保孝(73歳) |
とよのか・愛華農法 | ○高品質・高単価の安定7tどりを実現 ○麦わら十完熟堆肥施用で完璧な根づくり基盤を ○基盤の上に,発酵エキスと微生物資材を駆使した「愛華農法」 | 福岡県八女市 石橋一行(52歳) |
とよのか・小型ポット育苗 | ○小型ポットで育苗の省力化 ○大規模面積をささえる作型・労力の工夫 ○外成りで省力・品質重視の栽培 | 福岡県小郡市 内山弘典(40歳) |
はるのか・促成栽培 | 大苗-断根-花芽分化促進による早期からの連続多収 | 福岡県大川市 田中甚太郎さん(42歳) |
はるのか・電照促成栽培 | 電照を生かす株づくりと管理,成りづかれを防ぎ長期連続出荷 | 福岡県三潴郡大木町 久良木一臣さん(38歳) |
ひみこ・無加温促成栽培 | ずらし断根,寒冷紗での花成促進,低温管理で大玉果をねらう | 福岡県鞍手郡若宮町 石松計吾さん(53歳) |
とよのか・電照促成栽培 | ○完熟堆肥6t,土壌消毒,空気注入で連作に耐える土つくり ○早期採苗,大苗の適期定植を支える早め早めの管理 ○病虫害の発生予察,被害予知で最小限の農薬散布 | 福岡県八女郡広川町 樋口寛行(55歳) |
さがほのか・うね連続利用(不耕起)栽培 | ○「糖蜜還元処理」と「泥(土)ごと発酵の太陽熱処理」 ○土中の微生物の働きで病害抑制・基肥窒素ゼロ ○手間とカネをかけずに高収量 | 佐賀県唐津市 鳥越芳俊(60歳) |