日本農書全集
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第36巻
>津軽農書 案山子物語(陸奥)
津軽農書 案山子物語(陸奥)
つがるのうしょかかしものがたり
はじめに
用水の備え
土地のよしあし
苗代
寒中の種もみの管理
浸種は春彼岸の中日
もみ種まき
肥やしのこと
田起こし
代かき
田植え
草取り
穂ばらみの時期
土用干し
刈りはじめの時期
稲の乾燥方法
脱穀
年貢
五口小役米
年貢米の納入
畑作
高無・日雇い
牛馬と農具
用水堰
農道やあぜの役割
麻とからむしの種まき
農業の経営不振
不作の年の備え
昔からの農家の減少
豊凶に関することあれこれ
おわりに
解題
一、作者と成立年代をめぐって
二、津軽の農業技術と農書
三、『耕作口伝書』と『津軽農書 案山子物語』——変貌する農村社会と農書——
四、「制作」と「時」——『津軽農書』 案山子物語』の論理——