日本農書全集
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第4巻
>耕稼春秋(加賀)
耕稼春秋(加賀)
こうかしゅんじゅう
第一巻 年間の農事暦
一月
二月
三月
四月
五月
六月
七月
八月
九月
十月
十一月
十二月
第二巻 稲
苗代——播種の準備から苗作りまで——
早稲田での耕作のしかた
表田での耕作から収穫まで
裏作跡の田(大麦、小麦、菜種を作った跡の水田)での耕作のしかた
陸稲の作り方
大唐稲の作り方
第三巻 畑作物および三草、四木の類
畑作物の類
四木
焼畑について
第四巻 耕作の勘どころ
農業の心得
土地の見方(その他営農、行政など十村としての心得)
用水
種子
肥料
易、運気、気象のこと
病害虫
第五巻 稲作の諸作業
稲作を考える
中耕除草について
収穫について
大麦・小麦作を考える
その他いろいろなこと
第六巻 田地面積の各種計算法
田の形
検地
三か国の公定収穫高
面積石高換算表
石川郡における稲の品種一覧
農家での労力などの見積もり
第七巻 農具
耕起用具、その他
運搬用具、桶類
耕作用具、その他
脱穀・調整用具、その他
わら加工具、わら製品
解題(1) 『耕稼春秋』の歴史的背景
一、前田藩の所領と統治
二、走り百姓の出現とその対策
三、地方知行をめぐる給人と農民
四、初期の改作法の展開
五、加賀農業の動向
解題(2) 『耕稼春秋』の成立と内容
一、著者土屋又三郎について
二、本書の成立
三、本書の性格と特色
四、本書の技術と技術の社会性
五、おわりに
[補論]底本と各種写本
資料