口絵

農書 全(岩代)<のうしょぜん>

『会津農書』を範として,その内容を関心にそって摘記し,後半部分で会津の山間高冷地である地域の農法をわかりやすく述べる。

伝七勧農記(岩代)<でんしちかんのうき>

精農家・伝七の事績を記述した前半部分と,克明な農事観察記録の後半部分とからなっている。天明・天保の大凶作を克服するための実践的な農事記録。

田家すきはひ袋 耕作稼穡八景(岩代)<でんかすぎわいぶくろこうさくかしょくはっけい>

岩代国二本松藩の郷保与吉が,自ら体得した農業技術と行なうべき人の道を多くの絵と和歌を取り入れて記述。